今月に入ってから恐ろしい勢いでコロナウイルスが蔓延してますね。
僕の周りでもコロナウイルス陽性や家族に陽性者がでたとの事で仕事を休む方が増えています。
最近は職場にも発症される方もいます。
フルタイムやパート勤務の方、コロナウイルス関係で休んだ場合に申請できる助成金一覧を紹介します。是非参考にしてください。
今回紹介する助成金は令和4年11月30日までが対象です。延期に延期を重ねここまで延びました。
コロナウイルスに感染した場合
コロナウイルスへ感染した場合は感染経路で分かれます。
業務以外で感染した場合は社会保険の傷病手当金が申請できます。病院で陽性が分かった場合は医師、PCR検査センターなどで分かった場合は保健所の証明があればよいので簡単に書類が準備できます。
※国民健康保険加入者でもコロナ感染限定で特例の傷病手当金があります。最寄りの市町村役場へ確認下さい。

そして職場で感染した場合は労災の休業補償。ただ職場で感染した事を証明する為に行動履歴が必要となり凄く面倒くさいです。外部で感染している可能性もあるので社会保険の傷病手当金の申請がお勧めです。

コロナウイルスの感染以外で仕事を休んだ場合
同居家族がコロナウイルス陽性などで出勤停止、勤め先がコロナウイルス関係で時短営業やシフト減少、臨時休業になった場合などの事情で仕事に影響がでた場合、新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金が使えます。
手続きはそんなに難しくないので条件に該当しているなら是非活用しましょう。
注意点としてはコロナウイルス陽性になった期間はこの助成金は使えないので注意。ただ傷病手当金と組み合わせて使用できますのでコロナ陽性の期間は傷病手当金を使い、陽性以外は新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金を使いましょう。

小学生以下の子供が登校・登園停止指示があった場合
小学生以下の子供がコロナウイルス陽性になった、家族で陽性者がでた時は学校や保育園などから登校及び登園停止指示などで家庭保育をしないといけない場合、新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応助成金が使えます。
これは給料を休んだ分を100%補償してくれるとても助かる制度です。
ちなみに労働者本人がコロナ陽性になった場合は当然子供も家庭保育となります。給料の3分の2しか補償してくれない傷病手当金を使うより新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応助成金を使えば100%給料を補償してくれるのでお得ですね。
問題は勤め先から申請を断られるケースがあります。その場合は個人申請での申請もできますよ。


まとめ
①コロナウイルスへ感染した場合は社会保険の傷病手当金もしくは労災の休業補償
②コロナウイルスが関係する休業は新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金
③コロナウイルス関係で小学校や保育園などから登校及び登園停止指示があった場合は新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応助成金
①〜③のいずれかに該当すれば使える助成金を紹介しました。
コロナ陽性者が過去最高を叩き出し私達もいつ感染するか分からない状況です。
もしくは感染や同居家族に感染者がおり仕事を休まざるケースも出ているかと思います。
その時は今回紹介した助成金を積極的に活用して下さい、仕事を休んでも勤め先が助成金の存在を親切に教えてくれとは限りません。私達で助成金について調べ勤め先に協力を求めましょう。
以前までは自宅療養でも医療保険が使えていましたが、9月下旬頃に自宅療養は対象外となり、保険金を請求ができなくなりました・・・