10月から最近の原油高や円安の影響で色々な物の値上がりが予定されているようですね。
多分そこまで周知されていないと思いますが、僕達サラリーマンをしている方は社会保険、雇用保険、所得税、住民税など色々なものが控除されています。
今回はこの中の1つ、雇用保険料が来月の10月より値上げとなります。
金額はたいしたことはないのですが毎月引かれるものですのでかなり痛いです。
はたしていくらの値上になるかな?
雇用保険料率
雇用保険の料率は毎月給与の総額で計算され、沢山稼げば稼ぐほど引かれる金額が上がります。
計算式ですが職種により計算方法が変わります。今回は大多数の方が該当する一般の事業で話を進めますね。
労働者が払うのは給与総額に1000分の3を掛けます。
給与の総支給で200,000円貰っているかたは200,000円×1,000分の3=600円となります。
事業主も職員の雇用保険を支払っており1,000分の6.5を事業主が負担してくれてます。
そした今回私達が影響する値上げは1,000分の5にまで上がります。かなりの値上げですね。僕も初めてこの料率を見ました。
事業主側の値上げ分は1,000分の8.5です。どうせなら全ての値上げを事業主へ押し付けて欲しかった・・・
先程の200,000円給与を貰っている方の場合、200,000円×1,000分の5=1,000円となります。
給与の総額によりますが、今まで数百円程度だった雇用保険料が10月分の給与から1,000円以上天引きされる事になります。
もし給与総支給200,000円貰っている方は今まで1年間7,200円の雇用保険料がこれからは、1年間で12,000円掛かります。年間にするとかなりの額です。もちろん金額が多ければ多いほど高くなっていきますよ。
これからどんどん物が値上がりしていくのに給与の手取りは減っていきます・・・
※ちなみに一般以外は建設や農林水産、清酒製造などでこちらは1,000分の4が1,000分の6へ変更されます。
まとめ
そろそろ雇用保険の値上げが近くなったので紹介させていただきました。
雇用保険料の値上げは恐らくコロナ休業助成金のばら撒きの影響ですね。
なので雇用保険の値上げはくるとは思ってましたが、ここまで大きな値上げとは予想してませんでした。
しかしこの雇用保険の値上げは痛いですね・・・
今後の健康保険料も心配ですね。