UQモバイルよ、どうしてそんなに値上げばかりしてしまうんだい?
令和5年5月22日、UQモバイルが新プランを発表しました。UQモバイルは最近、通話かけ放題プランを値上げするなど料金改悪が目立っています。
そんな値上げばかりしているUQモバイルですが、ついに基本プランの大幅見直しをしました。
プラン見直しの感想ですがただの値上げです。しかも値上げ幅は少額程度どころではなく、大幅にな値上げとなります。

昔の複雑怪奇なプランへ戻りつつある
料金プランを拝見した感想ですが「高っ!」が率直な感想です。
基本料金が倍以上に上がり、以前みたいに分かりやすかったプラン内容も凄く分かりにくい内容となっています。
これ、携帯料金が詳しくない方がみたら訳がわかりませんね。僕も分かりにくく感じています。
そして旧プランがお得です。新プランは様々な割引を駆使してやっとくりこしプランと近い価格になります。これはどういうことなのかな?
なのでかなりふざけたプランとなっています。くりこしプランから絶対に新プランへ契約を変更してはいけません。
各種割引は必須
昔の大手キャリアの悪い癖がでてきました。
各種割引を含め、安く見せかける料金の表示をしています。これにより本当の料金が分かりにくいですね。
しかもそれでも旧プランより高いので質が悪いです。
つまり【自宅セット割】or【家族割】・【auPAYカードお支払割】を適応できない方は一切割引できず、高い料金を吹っかけられます。
それと家族割なのですがホームページをみる限り、新プラン加入者でないと家族割のカウント対象となりません。1人はくりこしプラン、1人は新プランでは家族割を受ける事はできません。
そして困ったことに、各種割引を重ねて以前のくりこしプランの料金へやっと近づきますね。
プランの感想
UQモバイルは分かりにくくなった内容のプランを3つ発表しています。
そして大変残念な事に僕みたいな小容量を使っている方は値上げとなります。
公式サイトは各種割引てんこ盛りをして、安く見せるようにしています。なので実現可能そうな割引で案内します。
プランSの大幅値上げです。一応3GBから4GBへ容量が増えています。そもそも小容量でも充分な方は4GBもいりません。
なおこのプランのみ節約モードが唯一生き残ったプランです。
くりこしプランS (3ギガ) | ミニミニプラン (4GB) | |
基本料金 | 1,628円 | 2,356円 |
自宅セット割 or 家族割 | −648円(自宅セット割) | −1,100円(自宅セット割) or −550円家族セット割 |
auPAYカード お支払割 | − | (−187円) |
割引適応後の料金 ※auPAYカード割除外 | 980円 | 1,256円(自宅セット割) or 1,806円(家族割) |
割引適応なしの基本料金で728円の大幅に値上げです。そして自宅セット割適応後でも276円の値上げです。
現実的な家族割を適応させても1,806円となり、割引適応前の旧プランと比較しても178円値上げとなっています。
割引適応後の料金ですが、お得でもないauPAYカード割引なんて非現実的すぎますので除外しています。
これなら旧くりこしプランSがお得となります。
客単価を上げる為、罠だらけのKDDIがお得なプランです。
無茶な割引価格で客を釣ろうとするキャリアの悪い所がでています。1GB未満なら【2,277円】ですが、1GBを超えると料金が【3,465円】と大幅に高くなります。
このプランは【節約モード】が適応対象外です。通信速度を工夫され、1GB未満へ調整されたら困るのでしょうね・・・
それと全月のくりこしデータを含めて1GB以上使った場合でも最大料金が請求されます。利用者へ工夫され、客単価を下げられないよう徹底的に対策が施されたプランに仕上がっています。
意地でも客単価を上げようとするKDDIの手腕が見事ですね。
くりこしプランS | トクトク プラン (1GB未満) | くりこしプランM | トクトク プラン(1GB以上) | |
基本料金 | 1,628円 | 2,277円 | 2,728円 | 3,465円 |
自宅セット割 or 家族割 | −648円(自宅セット割) | −1,100円(自宅セット割) or −550円家族セット割 | −648円(自宅セット割) | −1,100円(自宅セット割) or −550円家族セット割 |
auPAYカード お支払割 | − | (−187円) | − | (−187円) |
割引適応後の料金 ※auPAYカード割除外 | 980円 | 1,177円(自宅セット割) or 1,727円(家族割) | 1,900円 | 2,365円(自宅セット割) or 2,915円(家族割) |
auみたいに料金割引てんこ盛りで安くみせるようにされていますね。
これは1GBを少し超える事を狙っているプランなので、このプランに契約してはいけません。これを契約するくらいならミニミニプランで我慢しましょう。1GBを超えるなら10分かけ放題がついてくるトクトクプランを契約したほうがいいですね。それが狙いでしょうけど・・・
得でもないのにトクトクプランという名前もいけません。料金プランの仕組みを理解してない方向けのKDDIがトクをするプランです。
そもそも旧くりこしプランSやくりこしプランMを維持した方がお得ですね。
どうしてこうなった?
UQモバイル一押しのプランですね。
20GB+10分かけ放題のプランがセットとなっています。各種割引は適応外です。何故これは値引きしないのか?
それとこのプランも【節約モード】が適応対象外です。
このプランを見るとahamoの上位互換プランかと考えました。しかしahamoの料金が2,970円、コミコミプランは3,278円なのでahamoより高いですね。ahamoは5分かけ放題、こっちは10分かけ放題なのはいいのですが値段が高いのはいけません。
ahamoよ今すぐ無料通話を10分に改定し、UQモバイル目玉プランに打撃を与えるのだ。僕は大容量のデータくりこしより、10分のかけ放題が好きです。
ちなみにくりこしプランM(2,728円)+10分かけ放題(880円)=3,608円です。
これならコミコミプランの方が安くなるので、くりこしプランMに10分かけ放題をつけている方向けですね。
通話オプションは前回の値上げ料金がそのまま適応されます。
●通話放題
(完全かけ放題)【1,980円】
※コミコミプランは【1,100円】となります
●通話定額ライト
(10分かけ放題)【880円】
●通話パック
(60分/月)【550円】
コミコミプランは10分かけ放題がセットとなっています。なので完全かけ放題を希望するなら1,100円の追加料金が掛かります。
あとがき
新料金プランをみてみましたが、結局は値上げですね。
とくに小容量で使っている利用客の単価を上げようとしているのがよく分かります。
なので旧プランを利用している方は絶対に新プランへ変更をしてはいけません。殆どの方は料金が高くなってしまいます。
auでんきに加入すれば料金が安くなるのですが、auでんきもポイントサービス改悪してしまいお得ではなくなりました。電気料金を安くするなら大手電力会社の自由プランを上手く活用した方がいいです。

これならY!mobileの方が安いですね。しかし割引を受ける為、家族2人以上は必要ですが・・・
