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SBI証券のクレカ積立が改悪されてしまったので対策を考える

新NISAなどの投資信託購入はクレジットカードでの購入が当たり前になって来ました。やはり購入金額の1%分のポイントを貰えるのは大きいです。

僕もこのポイント目当てで楽天証券からSBI証券へ乗り換えをしました。

しかしポイント還元が良かったSBI証券もついに改悪される時が来ました、しかし思ったより早かったですね。ポイントをばら撒いていたマネックス証券も改悪されたし、楽天証券はとっくに改悪済みなのでみんな一緒ですね。

僕は夫婦で三井住友カードゴールド(NL)をそれぞれの名義で作成し、夫婦で新NISAを購入しています。購入銘柄は定番のeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)、もう米国株式や先進国株式のどれがいいのか考えるのに疲れたからです。それと手数料が先進国株式よりも安いのも理由ですね。

NISAとiDeCoの投資先を決めたよ

しかし令和6年3月22日にSBI証券がついにクレジットカード積立の改悪を発表しました、しかし10万円までクレジットカード積立ができるようになったので人にはよって改悪と捉えるかは僕には分かりません。ただ月50,000万円以内までしか積立ができない僕にとっては改悪となります。

この改悪は対策をしないとクレジットカード積立の還元率が0%になりポイントが付かなくなります。

対策を考えましょう。

三井住友カードプラチナプリファードのクレカ積立が致命的な改悪へ

今回の改悪で1番の打撃を受けたのは間違いなく三井住友カードプラチナプリファードです。

このカードの還元率は1%ですが、100万円の利用ごとに10,000ポイントが貰えます(最大40,000ポイント)

ポイント還元がとても高いクレジットカードですが、年会費が33,000円も掛かりますのでボーナスポイントを加味してもクレジットカード単独での還元率は低いです。

ですがSBI証券で投資信託のクレジットカード投資をするとつみたて投資分の還元率が5%となり、毎月50,000円クレカ積立するなら年間で30,000ポイント貰えるので少し足りませんがほぼ年会費分を回収できます。

なので投資信託購入と普段使いのメインカードにするなら還元率も跳ね上がるのでSBI証券ユーザーには大人気のカードでした。令和6年からスタートした新NISAの為に作成された方も多いと思います。

しかし今回の改悪で年会費が高いだけのクレジットカードと化しました。

改悪内容

改悪後は前年度のクレジットカードでの買物実績により投資信託クレジットカード積立(三井住友カードつみたて投資)の還元率が変わります。

入会初年度・2年目以降のつみたて投資還元率

・年間300万円未満 → 1%

・年間300万円〜400万円未満 → 2%

・年間500万円以上 → 3%

なおカード入会初年度のつみたて投資還元率は1%ですが、年間で300万円〜500万円買物をすると継続ボーナスとして残り1%〜2%分をポイント還元して下さるようです。

今回の改定でクレジットカード積立のポイント還元率が下がってしまいました、しかし問題は最大還元率を上げる為の買物を年間500万円するのはとんでもなくハードルが高いです。

年間で300万円以上の買物でも僕にはとても無理ですお金がありません、もし1%のままで毎月100,000円クレカ積立をしても年間でポイントが12,000ポイントまでしか貰えません、もし50,000円の積立なら年間で6,000ポイントです。これでは年会費33,000円のせいで大赤字になります。

なお投資信託購入分は年間利用金額の対象外となります。

プラチナプリファードは年会費が高すぎる上につみたて投資の還元率が大幅にダウンしたので、毎月10万円以上のつみたて投資+年間500万円以上の買物をしないなら次に紹介する三井住友カードゴールド(NL)へ乗り換え(ダウングレード)を推奨します。

三井住友カードゴールド(NL)

この三井住友カードゴールド(NL)も改悪を受けました、しかし三井住友カードプラチナプリファードよりはマシな程度です。

だからと言って無視する事はできない改悪を受けたので、今後は対策を取らないと還元率無しで投資信託を購入し続ける事になります。

これではクレジットカード投資の意味が無くなります。

初年度のつみたて投資還元率

1%

2年目以降のつみたて投資還元率

年間10万円未満 → 無し(0%)

年間10万円以上 → 0.75%

年間100万円以上 → 1%

上記の用に三井住友カードゴールド(NL)も改悪を受けています。ただ年間100万円以上の買物をしているなら関係ない話ですね。

ただこのクレジットカードをつみたて投資専用で保有しているなら話は変わります、今回の変更は大改悪と言えるでしょう。つみたて投資専用で何も買物をしないとクレジットカードのポイントが一切付かなくなりますので対策は必須です。

もし年間利用金額を100万円までにすれば還元率も高く、つみたて投資でもポイントが貰えるのでおすすめです。

なのでSBI証券でクレジットカード投資をするなら三井住友カードゴールド(NL)がいいでしょうね、三井住友カードプラチナプリファードからも人が流れてくると考えられます。

しかしこのクレジットカードで買物をと考えても基本還元率が0.5%とお話にならない還元率の低さです、ですがこのクレジットカードの利用金額を年間100万円までに留めておくとボーナスポイントが10,000ポイント貰えます。なので年間100万円までの利用なら還元率1.5%と中々優秀です、しかしそれ以上使うと買物する度に還元率が落ちていきます。

クレジットカード投資の還元率は0.75%で妥協しても良いんじゃないかな?

年間利用金額の100万円は難しい場合もあります。例えば夫婦別々で新NISAをしているケースなどです。

こうなると夫婦別々で100万円利用をそれぞれのカードに条件を達成させるのは僕には無理です。どうしてもならそれぞれ家族カードを作成し、お互いの家族カードを使いながら100万円ずつに達成するよう上手い具合に買物をすると良いでしょう。面倒くさいですね。

しかし年間のクレジットカード利用金額が夫婦合わせて100万円〜200万円以下のケースもあるでしょう。もし200万円ギリギリ未満なら無駄となりますし、それに達成させる為に急ぎではない物を買物するのは違うと思います。

なら還元率は落ちますが年間利用金額を10万円以上までに調整をして、クレジットカードつみたて投資の還元率を0.75%までで妥協してもいいかもしれません。

幸い三井住友カードゴールド(NL)はセブンイレブンやマクドナルド、すき家、はま寿司などの外食先で使えばポイント還元率が7%以上と特定のお店では優秀なクレジットカードです。

これで上手く年間利用金額10万円以上に調整されるといいですね。

年間利用金額に投資信託購入は含まれないので注意です。前年利用金額が10万円未満ならその年は一切ポイントがつかないので注意です。

三井住友カードがまさかの還元率改善 SBI証券の毎年100万円修行は無理なので今後を考える

auPAYやauPAYプリペイドカードチャージ用で年間利用金額を稼ぐ

クレジットカードのブランドがMasterCard限定になりますが、auPAYやauPAYプリペイドカードへチャージするとお得に使えて年間利用金額の計算も分かりやすいです。

auPAYやauPAYプリペイドカードで決済をすると200円ごとに1Pontaポイントが貰えます、還元率は0.5%ですね。

それとauPAYプリペイドカードを作成すればApplePAYに登録してクレジットカードのタッチ決済(Mastercard®コンタクトレス)が使えます。auPAYを使えるお店は限定的ですが、ApplePAYや物理クレジットカードを使えるお店は多いのでポイント消化が捗るでしょう。幸いauPAYとauPAYプリペイドカードのチャージ残高はお互い共有しています。

それとauPAYなら固定資産税や自動車税の納付にも使えますよ、利用実績獲得の為にauPAYへチャージしてから税金納付するのもありですね。

自動車税と固定資産税を楽天ペイかauPAYで支払いポイントを貰おう

もし三井住友カードゴールド(NL)を修行するなら是非MasterCardブランドを作成し、auPAYやauPAYプリペイドカードへチャージするのがおすすめです。

しかし注意事項としては三井住友住友カードゴールド(NL)などの他社クレジットカードでauPAYをチャージする場合は月に50,000円までと制限があります。au簡単決済ならもう少し上限額を引き上げる事ができます。

三井住友カードゴールド(NL) のお得になる修行方法

以前はKyashを経由してからのTOYOTAウォレットのルートがおすすめだったのですが、TOYOTAウォレットの還元率が0%となったので使う意味が無くなりました。

TOYOTA Walletの改悪で実質終了、代わりサービスはどうしようか?

三井住友カード(NL)

年会費無料のノーマルカードです。

こちらも改悪を受けてしまい何とも微妙となりた。

初年度のつみたて投資還元率

0.5%

2年目以降のつみたて投資還元率

年間10万円未満 → 無し(0%)

年間10万円以上 → 0.5%

こちらのカードも年間利用金額が10万円以上使わないと以前の還元率は無いです。

しかしこのクレジットカードはボーナスポイントも無いのでメインカードとして使うのは難があります。

何とかポイントアップ対象店舗でコンビニや外食を年間10万円使えばいいのですが、特定のコンビニや外食店舗で年間10万円利用は難しそうです。先に紹介したauPAYを上手く組み合わせて年間利用金額10万円を狙うと良いでしょう。

改定日

令和6年11月買い付け分から新しいつみたて投資の還元率となります。それまでの期間の還元率は現状維持です。何故かキャンペーン扱いにしていますね・・・

もし去年の利用金額で還元率が変わるなら令和6年11月よりポイント還元が無くなる方も出そうですね。

僕の前年度の実績は20万程度だったと思いますので、還元率が0.75%へダウンするようですね・・・

あとがき

三井住友カードゴールド(NL)は基本還元率がしょぼいので、ポイントの倍率が上がるコンビニや外食で使う予定でした。

しかし今回の改悪で三井住友カードゴールド(NL)で年間で最低10万円以上の買物をしないと、クレカ積立分のポイント還元率が無し(0%)になるのは困ります。年間利用金額に積立投資分は対象外です。

なので僕のMasterCardブランドの三井住友カードゴールド(NL)でauPAY、auPAYプリペイドカードをチャージして年間利用金額10万円で妥協する事にします。

ただVISAカードブランドの妻はauPAYやauPAYプリペイドカードへクレジットカードチャージができないので、コンビニや外食専用カードにして、不足分は泣く泣く通常買物をして年間利用金額10万円を目指す事にします。

面倒くさくなったら、夫婦一緒に無条件にポイント還元率0.5%の楽天証券でつみたて投資をするか考えます。ただNISAの切り替えは面倒くさいですし、ポイント目当てで証券口座を変えるのは好ましくありません。