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薬代が安い院内処方をしてくれる病院が減っている

病院の受付イメージ

病院が処方してくれる薬ですが、薬を院内処方をしてくれる病院がかなり少なくなってきました。

僕が子供の頃から通っていた内科クリニックがついに院外処方を開始したらしく、敷地内に先生と同じ名字の薬局がオープンしていました。

内科クリニックでは処方箋を貰い、敷地内にある調剤薬局で処方されたお薬を購入するシステムへ変更しております。

今までは診察と薬の受け取りが同時にでき、しかも料金がとても安かったのでとてもショックです。

最近どんどん内科クリニックが新規オープンしてきます。ピカピカで綺麗な内科クリニックより、昔からある内科クリニックの方がお得かもしれませんよ。

今回は安い院内処方と高い院外処方についてお伝えします。

院内処方はトータル支払い額が安い

院内処方とは診察してもらった病院で薬を処方してもらいます。

もし会計の時にその場で薬を渡されているならそこの病院は院内処方となります。

診察代とお薬代をまとめて支払う事ができるので合計の支払いが安い事がメリットです。

院外処方はトータル支払い額が高くなります

院外処方の場合、診察をしてもらった内科クリニックへは初診料(再診料)と処方箋代(薬の処方指示書)等を支払います。

そして薬を出してくれる調剤薬局には管理料やら技術料、お薬代等を支払います。

院外処方をする内科クリニックの支払いは薬代が無い分安く見えますが、内科クリニックと調剤薬局で支払う金額を合算したらトータル的には院内処方より高くなります。

なんで院外処方が増えてきてるのか?

院外処方にすると病院が儲かるからみたいです。

内科クリニックで受けれるサービスは点数で管理されており、利益追求ができません。

院内処方は現在ではあまり点数がつかないらしく、病院はほとんど儲からないみたいです。

それと薬の在庫管理や薬剤師の人件費が発生する為、院外処方をしてくれた方が処方箋代で病院が儲かります。

だから新規で開業する病院は院外処方とみた方がいいです。

そういえば僕の地域でも内科クリニックと調剤薬局の両方がオープンするとのお知らせが工事中の建物前に貼られてましたね。

同じ経営者が同じ敷地内で調剤薬局を経営する所もあれば、調剤薬局の系列店がオープンする場合もあります。

院内処方が受けられる内科クリニックは?

とても残念な事に病院が儲からないので、院内処方をしてくれる病院は絶滅危惧種みたいな存在になってきています。

昔からある病院や、患者への負担軽減を考えて院内処方をしてくれる病院もあります。

最近僕が何十年ぶりに行った病院の話ですが、親から経営を引き継いだ子が院長になっていました。

そしてありがたい事に院内処方は継続しており、会計時に薬をだしてもらいました。

とても先生の対応も良かったのでかかりつけの病院にします。

安いっていいですよね。

あとがき

正直、院外処方をされると患者にとってメリットはありません。

例えばインフルエンザやコロナなどでの高熱で調子がかなり悪く、朦朧してフラフラしてる時に内科と調剤薬局の両方へ行くのもしんどいんです。

もし病院と調剤薬局を新規で行った場合、両方で新規申込みの書類を書かされます。僕はそれがイヤなので、調剤薬局は1つに決めてそこを利用しています。

院内処方は1つの病院で診察と薬の受取を完結するので身体とお財布に優しいです。

オープンしたばかりのピカピカで綺麗な内科クリニックよりも、昔からある年季の入った病院の方が病院代が安くなる場合もあります。

ただどうしても院外処方にしか対応していない病院が圧倒的に多いのが困りものですね。