僕の親戚の話ですがちょっと妙な事があります。
10年くらい前ですが子連れのシングルマザーと結婚したと報告があったそうです。
結婚自体はめでたい事なのですがそのシングルマザーの方は何年たっても名字が変わりません、聞いてみた所、籍はいれておらず事実婚状態だそうです。
周りはどう受け取るかは分かりませんが、僕はかなりの違和感を覚えています、何故再婚したのなら籍を入れないのかと・・・
前に聞いてみた所、子供がまだ小さいから籍は入れていないと言っていました。
なるほど、ちょっと気になりましたので、シングルマザーが再婚しても籍をいれないメリットを考えてみました。
母子家庭(父子家庭)のメリット
母子家庭(父子家庭)は色々な行政サービス、税金の控除、給付金などの様々のサポートを受ける事ができます。
しかし婚約(再婚)や住民票上で同居する事実婚状態になればそれらのサポートはカットされるはずです。
児童扶養手当
この児童扶養手当は母子家庭が受けられる給付金の1つで子供が18歳に達する年度まで貰えるそうです。
それと非課税世帯に貰える給付金も児童扶養手当を貰っているなら対象だそうです。
これは収入により一部減額や支給停止があります。
昔、シングルマザーの職員が賞与の交渉にきていました、児童扶養手当がカットか減額されるからボーナスが満額支給されると年収が上がるので困る、ボーナスを児童扶養手当を満額もらえるギリギリまで減らして欲しいと・・・
税金も優遇される
配偶者なしで子供がいると所得税や住民税は安くなります。
昔は婚姻歴がないと使えなかったのですが、今は未婚の母でも使えるようになりました。
ちなみにこれは再婚や事実婚をすると対象外となるのですが、離婚した夫婦がそれぞれ子供を引き取った場合はお互いにひとり親控除の対象となるそうです。

籍をいれないメリット
母子家庭で受けられるサポートは保育園入園の優遇など、他にも色々なあるようですが有名なものは給付金や税金が安くなる事ですね。
あれっ?
この親戚の人と子連れのシングルマザーは、旦那もいる、給付金も貰う、税金も優遇などの欲張りセットを受けていそうですね。
なるほど、これらのメリットを考えると離婚状態でいた方がお得ですね、世間体やモラルを排除すればそれも1つの手・・・なの?
もしかして夫婦で世帯分離でもしたら節税できるかとついでに考えてみましたが、夫婦は相互扶助義務があるのでできないようです。
そもそも同居したら発覚すると思うが・・・
再婚や事実婚の場合、住民票に同じ世帯で住所を登録したら発覚するはずです。
しこしこれは答えが最近分かりました、どうやら婚約相手のシングルマザーは実家に住所を置いてあるようです(住民票の住所)、しかし内縁の夫の所に毎日通っているのではなく同居しているようです。
よく2人で旅行に言っている話を聞きましたがいつも子供は実家に預けている話を聞きます、以前より疑問に思っていましたがどうやら子供達は基本実家の親に預けているようですね・・・
あとがき
今回はシングルマザーの方が、子供が大きくなったら籍をいれると話していたので、母子家庭(父子家庭)のままでいるメリットを考えてみました。
纏めると親戚の方とその内縁の妻(シングルマザー)は住民票の住所をそれぞれ別にしていますが実際は同居中のようです、この2人はいつも一緒に行動している話をよく聞き、子供達は実家に預けているそうです、それなら事実婚をしていても行政は分からないですね、何でバレないんだろう?
その内縁の妻は母子家庭のサポートが終わったら正式に籍をいれるそうです、確かに籍をいれて置いた方が後々相続で有利になる事もあるはずです、この方はよく考えていますね。
しかしやっている事はかなりズルいです、10年以上バレていないようなのでうまく立ち回っているのでしょう、これが許されるのかはまた別の問題です、僕はモヤモヤしてます。
でもこの親戚とは正直関わりに会いたくないので疑問が解消されたのですが、モヤモヤな気持ちになりましたね
子供が大学卒業へ・・・
その後の話ですが、そろそろ子供が大学を卒業するそうなのでやっと籍をいれるとの情報が流れてきました。なるほど、大学卒業して働いたらひとり親控除が使えなくなり、母子家庭のメリットが無くなりますね。
それなら籍を入れた方が今後の年金や財産相続などのメリットを受けられますね。
しかし結婚発表から10年あまり母子家庭のメリットを受け続けてきた親戚の人、行政は一体何をやっているのやら・・・