今まで慣れ親しんでいた健康保険証ですが、令和6年12月2日より新規発行が終了します。
もしこの時期に転職する場合、新しい物理の保険証が貰えなくので注意です。
今後の病院受診はマイナ保険証を利用していく事になりますが、既にプラスチックの健康保険証を持っている方が大多数です。
今後の流れはどうなるのか?健康保険証の代わりはあるのか?
最初にマイナンバーが発表された時は自宅に大事に保管して下さいとアナウンスがありました。なのでこんな大事な物を持ち歩きたくない方もいます。
対策はありますよ。
従来の健康保険証の廃止日決定既に物理の保険証を持っている方
大多数の方はプラスチックの保険証を使っていると思います。これに使用期限が追加されたので今後は注意です。
従来のプラスチックカードの保険証を使用できるのは令和7年(2025年)11月30日までとなっています。
令和7年12月1日以降は現在持っているプラスチック保険証は使えなくなり、マイナ保険証と資格確認書しか使えなくなります。
もしそれまでに資格確認書かマイナ保険証を準備ができないと一旦自費となり、マイナ保険証か資格確認書を用意しないと受診先の病院で払い戻しもできないので注意です。
僕はマイナ保険証を使ってはいますが、今現在では恐らく少数派でしょうね。病院でもマイナ保険証を提出されている方はあまり見た事がありません。
しかしこれからは徐々にマイナ保険証へ切り替わっていくことでしょう。
マイナ保険証なんて使いたくない
マイナ保険証は使いたくない方もいるみたいですね。僕も職場でマイナ保険証を使っていると話したら、お前は個人情報を売り渡していると言われました。
理由は色々あると思いますが、マイナンバーカードへ健康保険の情報を紐付けたくない方、デジタル操作が苦手で紐付けたくない方、マイナンバーカードを作ってない方、ただなんとなく資格確認書が欲しい方など色々な理由があります。
そんな方達への救済措置として、健康保険の資格確認書があります。
これはマイナンバーカードを持っていない方、マイナンバーカードに保険証を紐付けたくない方が発行できます。だから最近マイナンバーカードと保険証の紐付けを解除する方が現れたのですね。
僕はまだ資格確認書の現物を見た事がないのですが、従来の健康保険証と同じプラスチックカードとなっています。イメージイラストでは黄色っぽい色ですね。
有効期限は最大5年だそうです。しかし物理カードがあるなら従来の保険証と全く変わりません。
最近職場から保険証の情報が入った紙の資格情報通知書を貰ったかと思いますが、あれは健康保険証の情報(記号・番号や会社名など)と、マイナ保険証の付属品みたいな物です。これ単体では病院で使えないので注意です。
資格確認書には発行条件はありません。
マイナ保険証を持っていようが、持っていなくても発行して下さるそうです。
協会けんぽへ質問しましたが、マイナ保険証を持っているならそちらを使って下さいと案内して欲しいようです。ただ既に僕の勤め先の職員より、マイナ保険証は持っているけど、資格確認書も欲しいと質問があったので調べてみました。
なので資格確認書の発行方法は勤め先の事務へ発行希望と声掛け下さい。その時は申請書類が貰えます。
今後、資格確認書の発行を求めて大多数の職員が押しかけてくる事を考えると頭が痛くなります。手続き自体は簡単ですよ。
結局、マイナ保険証も持っているけど、資格確認書も欲しいと考える人は多そうですね。
できればマイナ保険証も使って欲しいですね。
事務処理ばかり増えて困った話です・・・
これから新しい会社へ就職などで社会保険へ入られる場合、新しく保険証が発行されません。
マイナ保険証があるなら問題ないのですが、もしマイナ保険証を持っていないなら会社が社会保険加入手続きをする前に資格確認書希望と声掛けをしないといけません。
手続きした後に資格確認書を希望した場合、手続きに更に時間がかかり資格確認書が届くまで時間がかかるので注意ですよ。
あとがき
健康保険証の代わりになる資格確認書が無条件で発行できるので、今後の健康保険証はどうなるのでしょうか?
マイナ保険証が浸透していくのかな?
ただ病院でマイナ保険証を使うと、暗証番号入力が後ろの人に丸見えなのが大変気になります。改善希望ですね。
そろそろ資格確認書の発行申請制度が始まるので、職員たちの資格確認書を希望するかの動向を見守ってみます。
嫌がられているマイナ保険証にも良いところもあります。もし医療費控除を申請するなら、マイナンバーカードへ保険証を紐付けすると本人や家族の保険診療した分を自動集計してくれるのでかなり便利ですよ。
家族の医療費をマイナンバーで1つに集めて医療費控除するよ