腱鞘炎になった事がある方には分かると思いますがかなり辛いです。
僕も腱鞘炎で現在治療に時間がかかっていますが、痛みのピーク時に比べてほぼ改善しています。
それでもたまに違和感がある事もあるので現在は痛みの予防目的で通院しています。
今回は僕の腱鞘炎の経歴をお伝えします。
始めは指が触れると痛みがでた
僕が初めて痛みが発症した時は右手人差し指からです。
何もしない時は特に痛みはありませんが人差し指が何かに触れた時に痛みがでました。
特に指を何かに押し付ける動作の時が痛かったです。
その時に手の痛みに強い整形外科を受診しましたがレントゲンを撮ってみても以上なし、痛み止めを頂き一週間後にまた受診に来てと伝えられました。
薬を一週間分飲み切りりましたが痛みは改善しないまま受診しました。その時に先生から「私には分からない、痛みが気になり心配なら大病院でMRIを撮ってみれば?でも何も症状はでないと思うけどね。私からあなたにできる事はない」と伝えられショックを受けました。
結局は大病院には行かずに様子を見る事にしました。
整骨院を受診してみた
整形外科からこれ以上は治療してもらえなくなったので、整骨院へかかってみました。
症状は指の痛みと伝え施術を4ヵ月くらい受けてみました。
痛みは改善する事はなく左手の人差し指まで痛くなり、その後両手指まで痛みが広がり生活にかなり支障をきたすようになりました。
日常生活では指を使う動作が多く、仕事が事務作業がメインですのでかなり辛かったですね。
別の整骨院にも通ってみましたが、手のひらをグイグイ押されてその時は痛みが引いてきましたが自宅に帰った後に痛みが戻るような感じです。
別の整形外科に行ってみた
整骨院でも効果がなく両手指まで痛くなったので2番目の整形外科に通う事となりました。
現在この整形外科は今でも痛みの予防目的で通っています(まだ完全に完治していない為)
手の症状を伝えたらリウマチの症状を疑われました。
その時の症状は朝起きたら指がこわばり開きにくくなり、いつもグーパーグーパーしてから起床していました。そして日常は指が痛く、特に何かに触れると激痛がでた感じです。
血液検査は異常はなく、痛み止めと疼痛用(かなり薬価が高い!)の薬を処方されました。
一か月くらい薬を飲んでみましたが、痛みが改善する事はなかったです。
そして特に痛みの強い指にステロイド注射をしましたがそんなに効果がなかったです。注射は手のひらに刺され今までの注射の痛みではトップクラスの激痛です。
更に別の整形外科に行ってみた
知り合いから手の専門の整形外科の先生がいると紹介されましたので行ってみました。
すでにドクターショッピングになってますね。ただ症状の改善を求めて違う先生なら何とかしてくれるかもしれないという気持ちは痛い程わかりました。
その時の先生に今までの経緯を伝え別の整形外科や整骨院へかかった事を伝えた所、「その先生達は知ってる。その先生達が分からないなら手に症状はないはず」と伝えられました。
そして先生から「あなたの痛みはストレスから来ている。心療内科へ行ってきなさい」と伝えられました。
確かに僕は仕事でかなりストレスを受けていますが、診療内科にへ行ったら治るのかな?と本気で考えていました。
しかしその先生も心療内科を進めるなら痛みに強い診療内科を教えて欲しかったです。どこがいいのか聞いてみたら自分で探してと言われました。・・・酷いです。
ちなみに家族からは心療内科へかかる事は猛反対。職場に診療内科へかかってる人からはそれは心療内科に行っても治らない等のアドバイスをもらいました。
次はリウマチ専門内科へ行ってみた
やはりドクターショッピングはいけないと思い、2回目の整形外科へ戻りました。
やっとそこの整形外科の理学療法士に診てもらえる事になりましたが、初めて私を担当してくれた理学療法士は「何で痛いのですかねー?分からないですねー?」と背中をもみもみ、腰をもみもみ、足をもみもみ。おしゃべりばかりしてくる。
痛いのはそこじゃないと思いながら半年程施術を受けましたが効果が全くでなかったです。
そんな時に整形外科の先生から一度膠原病内科でリウマチの精密検査を進められましたのでそこの内科で精密検査を受けました。
検査内容は問診やレントゲン、血液検査と指のエコー検査をしました。
指のエコー検査は産婦人科でお腹の子供を見るのと同じような機械で指のエコーをみました。
結果は異常なし。
痛み止めの服用を指示、疼痛用の薬は中止。3ヵ月にまた来て下さいとの事。
2回目の受診の血液検査は異常なし、さらに3ヵ月後の血液検査も異常なし。
この時の私は悪化していく指の痛みといつリウマチと診断されるのかの恐怖でストレスはマックス。別の意味で心療内科でかかりたくなりました・・・
今後もひたすら血液検査で通わされそうな気がしたのでもうそこには行っていません。
やっと私の指の痛みを改善してくれた理学療法士と出会う
膠原内科へ行きながら並行して整形外科も欠かさず受診してました。ある時たまたま私を担当してくれた理学療法士が休みで、仕事を掛け持ちしている理学療法士がスポットで担当してくれる事になりました。
新しい理学療法士の方は私の手のひらや腕をマッサージをしてくれ、その効果に期待したので僕がその方に担当を変わって欲しいとお願いしました。
その後1か月程みてもらいましたが残念な事に結果がでませんでした。
その理学療法士の方は僕がいつも仕事が休みの土曜日に診てもらっていましたが、その方が平日の勤務へ変更する事となりさすがに平日仕事を休んで整形外科に通院するのが難しくなりました。
そこで僕から平日に通うのは無理なので手の痛みに強い先生に担当を替えて欲しいとお願いした所、快く快諾をしてくれて信頼できる人へあなたの治療を引き継ぐと言ってくれました。
そして今でも僕を診てくれている3人目の理学療法士の先生が担当してくれましたが、施術内容はひたすら僕の腕をサワサワサワサワする感じです。今までグイグイ押したり、揉み揉みしてくれる施術が多かった中で初めてさする様な治療です。
これで効果がでるのか不安でしたがこれを1ヵ月程続けてもらった所、痛みが徐々に緩和していくのを実感しました。
その後3ヵ月くらいサワサワしてもらった所、痛みが殆ど無くなりビックリです。
その先生が言うには腕から痛みがきているかもとの事、できれば肩までみたいから継続して来てねと言われており現在に至ってます。
痛みが気になる時は自分で腕をマッサージすると大分楽になります。
ちなみに疼痛用の薬の服用を再開しており現在も服用しております。最初は薬価が高すぎて困っていた薬ですが、去年の夏頃から待望のジェネリックが発売されて薬価が3分の1まで安くなりました。
多分薬は飲まなくても大丈夫なような気もしますが痛みの予防目的と先生から服用中止の指示がでてない為続けてます。1日でも服用を忘れると翌日にかなり気分が悪くなるので飲み忘れたら最悪です。
※ただ痛みが右手首まできており、1ヶ月程我慢をして施術を受けていましたが、痛みの限界がきてステロイド注射をしています。今は手首の痛みが引いていますのでそのまま施術をしてもらいながら様子見です。
最後に
今回は僕が悩んでいた腱鞘炎の経歴を書きました。
治るかどうか不安だったこの痛みも大分改善されてほぼ気にならなくなっています。
手や指から痛みがきていると思っていたのですが、腕からきているなんて想像もしなかったです。
それと僕が通っている整形外科に腱鞘炎の治療が得意な理学療法士に出会えて良かったです。
腱鞘炎の治療はかなりの根気が必要です。
そもそもは僕がスマホ中毒でしょっちゅうポチポチしているからこんな事になったと思います。
ブログもスマホで書いているのも原因ですかね・・・