令和4年10月以降にマイナンバー保険証へ対応している病院へ行きました。
とてもちょっぴりですが、自己負担額が変わるのでお伝えしますね。
新しい加算が始まったよ
10月から新しい加算がスタートしています。
これはマイナンバー保険証へ対応する為の加算ですね。
加算の名称ですが【医療情報・システム基盤整備体制充実加算】です。
これは2種あり、従来の保険証を使う時は【医療情報・システム基盤整備体制充実加算1】でこれは4点(40円)です。
次はマイナンバー保険証を使った場合は【医療情報・システム基盤整備体制充実加算2】となり、これは2点(20円)です。
なので差額は【4点−2点=2点(20円)】です。
※1点は10円となり、3割負担の場合は3円となります。
なのでマイナンバー保険証へ対応している病院に、従来の保険証を出した場合は、6円の追加料金が発生します。
マイナンバーを使って病院受診時の負担増額軽減決定したよ人によって考えが変わりますが、たかが6円と考えますか?
僕は病院側の対応が面白くなかったので、これからはマイナンバー保険証を活用していくつもりです。
従来の保険証を出してくれた方が病院側も儲かる
僕は今月へ入ってから3ヶ所、マイナンバー保険証へ対応している病院へ行きました。
その時に僕も勉強がてらに受付へ質問をします。
「従来の保険証を出した場合とマイナンバー保険証を出した場合、どちらを出したら料金(加算)が安くなりますか?」
しかし受付からは「どれを出しても同じですよ」と言われます。
しかし実際は同じではないので注意です。
おのれ、騙された・・・
病院の点数をみた場合、1円単位の端数は四捨五入されているようです。
なので最近僕が診察した病院の点数を調べてみた所、従来の保険証(協会けんぽ)を出したせいで端数切り上げで10円多く請求されました。
もしマイナンバー保険証を使ったら10円払わずにすんだみたいです。
病院側も何十人から何百人も診察してるので、皆が従来の保険証(国民健康保険証や協会けんぽの保険証など)で診察してくれた方が1人あたり20円(2点)稼げます。
なるほど、これなら病院もマイナンバー保険証の機器を設置しているので国からの要望に応じる事ができます。
そして患者には従来の保険証を出すように言えば病院側は儲かるのですね。
正直、10円の方はあまり気にしていませんが、病院側のやり方に疑問を覚えました。
別の病院にも聞いた所、どれを出しても同じと言っていました。こっちは加算の内訳書すら出してくれなかったので、答えが分かりません。
最後に僕がよく通っている薬局もマイナンバー保険証に対応していました。
そこの受付の方にも同じ質問をした所、即答でマイナンバー保険証の方が安くなりますよと教えて頂きました。
僕の疑問にこたえてくれた受付の方へ感謝です。
ですが、周知の方はしてないですね・・・
マイナンバー保険証を使う時の注意
マイナンバー保険証を使う時、専用機械へ置くのですが、その時に顔認証か4桁の暗証番号を求められます。
暗証番号がとても厄介で、3回間違えると市役所へロック解除の手続きとなります。
番号を覚えているなら問題はありません、僕は2回目で何とか大丈夫でした。
今度は顔認証も試してみる事にします。
まとめ
国は本腰を入れてマイナンバー保険証の導入を勧めていくそうです。
しかし困った事に病院側の方がマイナンバー保険証を出すことで診察代が安くなると、説明すらしてくれません、聞いてもどれもおなじと適当な返事をします。
経営側からみたら1点でも多く患者側へ請求して利益追求したいはずです。
ひねくれ者な僕は少しでも負担を抑えたいので、マイナンバー保険証を使っていく事にします。