ネット銀行で昔から有名な住信SBIネット銀行があります。
昔はこの住信SBIネット銀行や旧イーバンク銀行(現在は楽天銀行)が有名でしたが、対応サービスの多さから住信SBIネット銀行が使いやすかったです。
僕も住信SBIネット銀行を今でも使っていて、手持ちのキャッシュカードは10数年以上経過しています。とても長持ちですね。
まずこの住信SBIネット銀行のメリットですが、スマート認証NEOシステムと連動させると入出金と振込手数料がそれぞれ月5回まで無料とかなり便利です。
とくに振込手数料無料は今までかなりお世話になっています。

しかしこの住信SBIネット銀行は突然NTTドコモの連結子会社となりました。アプリにもいつの間にかdNEOバンクの名前が追加されていますね。
サービス発表直後は悪名高きdアカウントが導入されるのか気になっていますが今後はどうなるんでしょうかね?
ただこの子会社化により今までの手厚いサービスへ何時か改悪されると思っていました。

そしてその日がきました。
しかし対策はあるので住信SBIネット銀行を利用しているなら準備しましょう。
改定されても楽天銀行よりは良心的ではあります。
ランクで手数料無料サービスが変わる
改定前の住信SBIネット銀行のランクは4段階あります。
ただ住信SBIネット銀行にスマート認証NEOシステムさえ連動させるだけでランクが2となり、入出金手数料5回無料+振込手数料5回無料が毎月使えるようになるので通常の利用なら僕にとってはこれで充分です。
しかしサービス改定後は何か対策しないといけなくなります。
| ランク | 条件 | カードATM 無料回数 | 他行宛振込 無料回数 |
| プラチナ VIP | 円普通預金残高+SBIハイブリッド預金残高1,000万円以上 | 20回 | 20回 |
| VIP | 円普通預金残高+SBIハイブリッド預金残高500万円以上 | 15回 | 15回 |
| ゴールド | ゴールド 円普通預金残高+SBIハイブリッド預金残高100万円以上 又は 以下の両方 を利用 ◯給与・賞与・年金が月内に入金あり ╋ ◯口座振替(銀行引落)を1件以上引落しあり | 10回 | 10回 |
| シルバー | 円普通預金残高+SBIハイブリッド預金残高50万円以上 又は どちらかを利用 ◯給与・賞与・年金が月内に入金あり or ◯口座振替(銀行引落)が1件以上引落しあり | 5回 | 5回 |
| ベーシック | ー | 2回 | 1回 |
僕みたいに振込手数料無料5回利用目的で住信SBIネット銀行を利用していた方にとっては改悪となります。
しかし100万以上の預金残高があるなら簡単に手数料無料回数10回のゴールドへなれるので現在のポイントプログラムよりはお得になりますね。
50万以上の預金があれば現在と同じ無料回数5回が維持されるのでこれも人によっては問題ないですね。
ただ僕みたいに50万円を余分に預ける事ができない場合は話が変わります。
簡単なのは給与の受取を住信SBIネット銀行へ指定すればそれで解決します。
しかし個人経営の中小企業へ勤めている場合、給与の振込手数料を浮かせる為に指定された地方銀行のみはこの方法は使えません。
かと言って口座振替サービスを1件用意すれば簡単な条件を達成できるかと考えました。
最初に必ず発生するだろう光熱費にでも設定すれば良いかと思いましたが問題は公共料金引き落としに住信SBIネット銀行へ対応しているかです。
僕が住んでる市町村は対応していませんでした。

なのでクレジットカードの引き落とし口座を登録する事で対応できるかもしれませんね。
改定日
2026年(令和8年)5月から住信SBIネット銀行のスマートプログラムの条件が変わるようです。
期間がまだあるのでこの間に銀行振込をどれくらい使ってるか確認しても良いでしょう。
あとがき
僕は最近IPO抽選へ応募しており、資金がそんなにないので楽天銀行↔住友SBIネット銀行へ資金を行ったり来たりさせています。
なので振込手数料無料は便利で活用してました。
ただ今回の手数料無料の改定があるので気軽に振込が難しくなりますね。
ただ一番ランクが低いサービスでも入出金が2回、他行振込も1回はあります。
楽天銀行は10万円以上の預金残高があれば入出金1回、他行振込が1回です。
なので住信SBIネット銀行の方が有利ですね。
振込手数料無料が月に1回使えるだけで助かる場面も、ありますよ?
それとSBI証券を使っているなら住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金サービスは必須級に便利です。


