ニュースで楽しい日本という幼稚園か小学生の標語みたいな目標を掲げているようですが、現実は賃金据え置きでの物価高、増税などで僕の生活は苦しいです。
しかし追い打ちをかけるように着々と増税計画が進んでいるようですね。
増税とは言われていますが何が上がるのでしょうか?
所得税の増税
まずは所得税の増税が予定されています。
所得税には5%・10%〜45%などあります。僕は低所得者なので最低の5%です。
よく節税YouTubeやブログなので底辺だから所得税が10%や20%で話されていますが、僕からみたら充分高所得者に見えるので羨ましいですね。
そんな所得税にも見えないところで更に課税されています。年末調整などで源泉所得税(5%〜45%)が確定した税額に復興所得税が2.1%上乗せされます。
この税金は平成25年〜平成49までの期間限定でした・・・
それに新しく【防衛特別所得税】が仲間に加わるようで計算方法は復興所得税と同じで税率は1%です。その代わりに復興所得税が2.1%→1.1%へなるので税負担は据え置きです。
しかしこれは平成49年(令和19年)より更に延長するようです。住民税に組み込まれている森林環境税創設の時もそうでしたが、以前は復興税で1,000円が住民税より徴収されていました。その徴収期間が終わったので今度は森林環境税と名称を変えて引き続き徴収されています。
期間限定の約束っていつも守られませんね・・・
子ども・子育て支援金
これは決まった増税ですが【子ども・子育て支援金】が健康保険料から徴収されます。
独身税と嫌味で言われているやつですね。
別に独身者だけに課税されるのではなく全員に課税されます。
すでに勤め先の事業者側(会社)は子ども・子育て拠出金として社会保険料から納付されていましたが、ついに個人からも徴収されるのですね。
これは月に平均200円〜1,000円程度聴取されるようで令和8年度よりスタートします。その後は令和10年度まで段階的に上がるようですね。
恐らくこの金額は標準報酬月額の健康保険料で決まるのでバラツキが出るのでしょうね。
この税金の使用目的が子育てに関する事なので子供がいない方や独身者からは独身税と不満を言われているのでしょう。
通勤費に課税が予定されている
個人的に一番止めて欲しい増税ですが、会社の給与から支給される通勤費(交通費)を課税が検討されているようです。
通勤費は社会保険には課税されていますが所得税には課税されていません。
もし月に通勤費10,000円を貰っている場合は年間12万円です。これに所得税5%(復興所得税含む)なら6126円、住民税10%で12,000円の大増税となります。
電車などで高額な定期代を交通費として貰っているなら大打撃を受けますので、人によっては子育て支援金や防衛特別所得税よりも痛い増税となります。
通勤費を貰っていない方は痛くも痒くもない話となります。
これはサラリーマン狙い撃ちの増設になるので何とか中止になって欲しいですね。それか昔の交通費みたいに少しだけ課税するだけに留まるかもしれません。
あとがき
増税の話をよく聞くので少し調べただけで色々出てきますね。
この国は所得税や住民税、社会保険料は全て会社の給料から徴収されてよく分からないように設計されています。
新人職員から言われるので1番多いのが住民税の納付書が家に届いているのは何で?とクレームを言われるあたり、税金は給与から天引きが当たり前との制度が根付いてしまっています。
どうせ支払う金額は同じなので、QRコード決済で納付すればポイントが貰えてお得なのに勿体無く思っています。
最近はスマホの普及で簡単に税金についても調べられます。給与明細から引かれている税金の仕組みや節税方法を調べないと高い税金を多めに徴収されますよ。
なのでこれから色々な増税が控えていたり計画されているようです。僕みたいな残業代も払ってくれない所で働いている方の手取りの給与はほぼ同じです。これからの増税で更に手取りが低くなる事を考えると憂鬱で、全然楽しくはありません。
これから始まる確定申告で少しでも多くの税金を取り戻したいですね。
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