最近のニュースで病院でうつ病の診断書を貰い休職をして、給与の8割を貰ってとても幸運と話してるニュースがあります。
本当にうつ病でどうしようもない人を困らせるようなニュースですね。そういう方たちは生活があるので、1ヶ月〜3ヶ月間休んで仕事復帰をするケースも多いです。
僕もかなりストレスを感じる今日この頃、1ヶ月〜3ヶ月程度会社を休んでリフレッシュしたいと夢見てます。
しかしそれをしたら僕が今している事務へ戻れなくなる可能性が高くなります。事務員の代わりはいくらでもいます。
正社員の事務員で求人を出せば応募者が多く、それに派遣会社や人材紹介会社からの営業電話が大量にきます。
ところで休職した場合、年次有給休暇が無ければ無給となりますがそんな時に助かるのが傷病手当金です。
ご存知の方も多いとは思いますがうつ病と診断された場合、ドクターからの証明を貰えば休職はできます。その時に傷病手当金の話をすれば完璧ですね。
健康保険傷病手当金支給申請書が必要
傷病手当金を申請する為には健康保険傷病手当金支給申請書の書類が必要です。
その書類に医師の証明欄がありますので、それに症状や休職期間を書いてもらいましょう。
ただ勤め先との休職期間の調整がすんでから医師に依頼した方がいいですね。医師の証明には休職期間の記入があるので休職期間の話がまとまってるなら話が早いです。
「健康保険傷病手当金支給申請書」で検索すると協会けんぽの様式がダウンロードできます。
ただ休職するならせめて業務の引継などをしてからの調整をお勧めします。途中で投げた仕事は誰かがしないといけないので・・・
なのでいきなり休職すると業務を引継いだ方が大変な目にあいますよ。
ただ個人の健康が第一なのでどうしようも無い時はどうしようもないです。
もし傷病手当金を貰ってる期間中に退職した場合でも引き続き傷病手当金が貰えますよ。
仕事を退職しても傷病手当金を貰い続けるには？ 毎月の申請が必要
傷病手当金は過去に休んだ休職日数で申請します。
2〜3ヶ月分をまとめて申請してもいいのですがそれだとその期間は収入無しになります。なので毎月申請をすれば毎月傷病手当金が振り込まれますよ。
勤め先の給料計算の締め日に合わせて医師の証明を貰うと良いですね。
支給期間がある
僕がみた記事には触れられていませんでしたが、傷病手当金には支給期間があります。
これは通算して1年6ヶ月までしか貰えませんので注意です。
通算なのでうつ病で1ヶ月〜2ヶ月の傷病手当金を何回か申請した場合、これも合算されるので注意です。
確かに働かないでお金が貰えますがこれにも限りがあります。通算1年6ヶ月で保障が打ち切られるのでその後も見据えないといけません。
過去に傷病手当金を1年6ヶ月もらい、その後同一疾病で1年〜2年後でも傷病手当を申請できるか質問してところ、その場合は審査となると回答がありました。リセットされるわけではないようですね。
最後に
僕の勤め先でも、たまにうつ病で休職を申し出る職員がでてきます。
うつ病も病気なのでしっかり療養して下さいね。
病院の先生も慣れたもので希望すればすぐに書いてくれます。
僕も傷病手当金を貰って長く休職したいのですが、そんな事をすると僕の仕事が誰かにとられてしまいます。
僕の場合、あまりにも長期で仕事を休むと望まない仕事へ異動させられる可能性もあります。
専門職の場合ならいいのですが事務員の場合、悲しい事ですが代わりはいくらでもいるんですよ。事務員求人を募集したら応募者が殺到しますので・・・
それと民間に保険会社にある就労不能保険ですが、うつ病を理由にする休職では保険金が出なません。それを考えると傷病手当金は優秀です。
入社してからすぐに傷病手当を受給できるの？ 
