少し前に新電力会社のシンエナジーがアカウントを持っている方への受付再開をひっそりとスタートしていましたが、ついに新規受付を完全に再開しました。
新規受付を中止してから約1年ぶりでしょうか?
僕は燃料費調整額の上限を超えたので、地域の電気を供給している電力会社へ申し込んだほうが安いのでシンエナジーを解約しましたが、その電気料金も令和5年4月頃から燃料費調整額を含んだ電気料金へ改定される予定です。
※自由料金は改定され、規制料金は先送りの予定です。
全国10社の地域電力会社の規制料金が値上がりしたら自由料金の方がやや安くなります。そうなったらシンエナジーの方が安くなると考えていましたがどうやらそうでもないようです。
電源調達調整費の導入
今までシンエナジーは燃料費調整制度を導入してました。これにより2ヶ月先ぐらいまでの燃料費調整額が分かり、安心して電気を使う事ができていました。
ただその燃料費調整制度から、新たにシンエナジーは電源調達調整費制度へ変更されるようです。
電源調達調整費制度は仕入れた電力をその事業所の独自の計算式で算出されます。最近あったニュースで高額の電力料金が請求されたとありましたが、そこも電源調達調整費の影響ですね。
確か去年の夏頃も電源調達調整費制度を採用している新電力が、電力値上げの為に高額の電気料金を請求したとニュースになっていました。
電源調達調整費は安くなる時もあれば高くなる事もあるそうです。価格が安定している時はいいのですが、急激に電力が値上がりしたら突然高額請求のリスクが発生します。
シンエナジーも令和5年4月までは燃料費調整単価を発表してますが、5月以降は不透明です。
元々シンエナジーが良かったのは燃料費調整制度を採用していたので、いきなり高額の請求にはならないと安心していました。しかし今後は他の新電力会社と同じく電源調達調整費を採用したので、怖くて僕には手が出せません。
普通に地域の電力会社でもいいんじゃない?
今後は請求金額の振れ幅が大きい新電力会社よりも、安定して請求される地域の電力会社への契約も考えてみてもいいかもしれませんね。
電源調達調整費にも良いところがあるかもしれませんが、高額請求のニュースを見てみると怖いですね。
ただ燃料費調整制度を採用している新電力会社なら検討してもいいですね。
あとがき
シンエナジーは以前お世話になってとても電気料金の節約ができました。
しかし今後は多くの新電力会社が採用している電源調達調整費制度を採用してしまったので、高額請求されるかもと考えたらとても怖いですね。
最近も高額請求がニュースにもなっていましたし・・・
なので今後僕は地域の電力会社にも目を向けて見る事にします。規制料金と自由料金が同じくらいになったら試してみたいプランもありますよ、時間帯で安くなるプランが気になっていますね。
令和5年10月1日より値上げ
追記です。
シンエナジーの生活フィットプランが実質的に値上げします。デイタイムとナイトタイムの電気料金が安い時間を短縮し、電気料金が高いライフタイムの時間帯が長くなります。
シン・エナジーの生活フィットプラン内容変更と値上げ