昨日、大手電力会社の電気料金値上げ申請をついに国が受理をして、来月6月から従量電灯プラン(規制料金)が大幅な値上がりをします。
4月頃に値上げ幅が圧縮された電気料金が発表されました。しかし僕が思ったより圧縮されておらず、がっかりしたのは記憶に新しいです。
それと今朝の朝刊で電気料金の値上げが1面掲載されていたのでもう値上げは確実ですね。
僕の地域ではまだ詳細な電気料金は発表されていませんが、ニュースなどでは値上げ率が発表されています。
さてどれくらい値上がりするか見てみましょう。
最終値上げ幅
初回申請 値上げ率 | 再申請 値上げ率 | 最終 値上げ率 | |
北海道電力 | 32.2% | 25.2% | 21% |
東北電力 | 32.9% | 25.2% | 24% |
東京電力 | 29.3% | 17.6% | 14% |
北陸電力 | 45.8% | 46.9% | 42% |
中国電力 | 31.3% | 30.6% | 29% |
四国電力 | 28.1% | 27.9% | 25% |
沖縄電力 | 43.9% | 40.9% | 38% |
4月に圧縮指示を受けた発表された電気料金とあまり変わりがありませんね。
一体何を話し合ったのでしょうか?
特に北陸電力と沖縄電力の値上げ率がとんでもないことになっています。
そして北海道電力と東京電力はかなり頑張って値上げ率を抑えていますね。羨ましい・・・
僕的には残念な結果です。
僕の地域では1kWhあたり約13.14円で39.4%の値上げです。
もし値上げ後で500kWh使ったとしたら6,570円の値上げとなります(助けて)
その日の電力会社の報道を見ましたが、燃料費調整で33%程度値上げ、国からの支援策等を合わせると11.4%の値上げで済むとありますが、基本となる料金値上げの39.4%はあまり触れないようにしてますね。
大幅な値上げと思わせないように報道されていますが、支援策が終わったあとの冬や来年の夏頃は大変なこととなるでしょうね・・・
東京は優遇されてるの?
発電所方法による違いが大きいと思いますが、東京電力管轄はかなり電気料金値上げ率が抑えられていますね。羨ましい・・・
これだと余計に東京都市部へ人口が集中するばかりです。東京は電気料金が安くて暮らしやすそうです。
沖縄にいたっては給料は安い、光熱費は高いで余計に住みにくくなります。沖縄は火力発電しかないので元々の電気料金は高めなので今回の値上げでさらに苦しくなります。
九州電力は値上げしないの?
値上げリストに九州電力がありませんのに気がつきました。
後日のニュースを見てみましたがどうやら九州電力管轄は値上げしないようですね・・・
九州電力の電気料金プランを見てみましたが、かなりの激安です。僕が住んでいる管轄電力会社の値上げ前よりも激安です。
何故だろう・・・?
何か東北電力管轄や沖縄電力管轄と凄い違いを感じます。
いいなぁ九州地方・・・
僕が住んでいる地方は賃金は安い、電気料金は全国1位を狙えそうな高さです。
関西電力も値上げないようです。
これが地域格差ってやつですね。
自由料金プランがついに息を吹き返す
去年の夏頃から自由料金プランより規制料金プランの方が安かったのです。しかし値上げした規制料金がついに自由料金プランより高くなるはず。従量電灯プランより安くないと自由料金プランの存在意義が・・・
なので大手電力会社が提供する自由料金プランに変更するチャンスですね。
大手電力会社が最終値上げ後の料金プランを発表するのが待たれます。
あとがき
ついに電気料金の値上げが令和5年6月に確定しました。
結果論ですが国からの値上げ幅圧縮を指示しておきながら、あまり結果が変わっていませんのでかなり残念です。期待したんですけどね・・・
僕の地域ではただでさえ高めに設定されている電気料金、それから更に4割程の大幅値上げ、そろそろ夏でエアコンを使う時期なのでかなり参りました。
なるべくはエアコン使用は控えたいのですが僕の妻が許さないでしょうね・・・
従量電灯が値上げするなら自由料金の方が安くなるはずです。僕は夜間の時間帯がお得な電気料金プランなどを検討していきたいですね。