今月の27日に全国の電力会社から燃料費調整額の発表がありました。
最後の手段の従量電灯プランが令和5年4月分より値上げが約束されているので、僕はもう無の気持ちになっています・・・
でもいよいよ始まる政府の電気料金支援策がちょっぴり嬉しいですね。
では今回も全国で発表された燃料費調整額を見ていきますか。
各都道府県の燃料費調整額
さっそくですが各都道府県の燃料費調整額です。
例によって令和5年3月までは従量電灯プランは燃料費調整額に上限があり、令和5年4月からは値上げします。
安い期間も残り少なくなってきましたね・・・
まずは現在の燃料費調整額の上限です。
電力会社 | 燃料費調整額 (上限あり) 支援策適応前 | 政府 支援策 (−7円/kWh) |
北海道電力 | 3.66円/kWh | −3.34円/kWh |
東北電力 | 3.47円/kWh | −3.53円/kWh |
東京電力 | 5.13円/kWh | −1.87円/kWh |
中部電力 | 5.06円/kWh | −1.94円/kWh |
関西電力 | 2.24円/kWh | −4.76円/kWh |
北陸電力 | 1.77円/kWh | −5.23円/kWh |
中国電力 | 3.19円/kWh | −3.81円/kWh |
四国電力 | 2.55円/kWh | −4.55円/kWh |
九州電力 | 1.94円/kWh | −5.06円/kWh |
沖縄電力 | 3.98円/kWh | −3.02円/kWh |
2月よりいよいよ政府支援策が入ります。
プラス価格の燃料費調整額は電気料金に上乗せでしたが、マイナスの燃料費調整額は電気料金から割り引いてくれますよ。
では次に令和5年2月分と3月分の燃料費調整額を見ていきます。
電力 会社 | 燃料費 調整額 (令和5年2月) | 政府支援策 適応後 (令和5年2月) (−7円/kWh) |
北海道電力 | 10.26円/kWh | 3.26円/kWh |
東北電力 | 13.81円/kWh | 6.81円/kWh |
東京電力 | 13.04円/kWh | 6.04円/kWh |
中部電力 | 12.51円/kWh | 5.51円/kWh |
関西電力 | 11.20円/kWh | 4.20円/kWh |
北陸電力 | 10.40円/kWh | 3.40円/kWh |
中国電力 | 15.63円/kWh | 8.63円/kWh |
四国電力 | 12.15円/kWh | 5.15円/kWh |
九州電力 | 8.51円/kWh | 1.51円/kWh |
沖縄電力 | 19.43円/kWh | 12.43円/kWh |
電力 会社 | 燃料費 調整額 (令和5年3月) | 政府支援策 適応後 (令和5年3月) (−7円/kWh) |
北海道電力 | 9.69円/kWh | 2.69円/kWh |
東北電力 | 12.99円/kWh | 5.99円/kWh |
東京電力 | 11.69円/kWh | 4.69円/kWh |
中部電力 | 11.28円/kWh | 4.28円/kWh |
関西電力 | 10.54円/kWh | 3.54円/kWh |
北陸電力 | 10.13円/kWh | 3.13円/kWh |
中国電力 | 14.99円/kWh | 7.99円/kWh |
四国電力 | 11.74円/kWh | 4.74円/kWh |
九州電力 | 8.19円/kWh | 1.19円/kWh |
沖縄電力 | 18.87円/kWh | 11.87円/kWh |
見にくいかもしれませんが比較用で政府支援策を追加したので、2月分と3月分を分けて記載しています。
燃料費調整額は各電力会社のホームページで確認してきました。
今まで燃料費調整額は右肩上がりだったのですが、今月はとても久しぶりに値下がりしましたね、ずっと価格上昇していたのが気になっていましたがこの辺りで落ち着いて欲しいです。
一部の電力会社は2月からの政府支援策が適応されて安くなった電気料金を掲載しています。
しかしこれでは本来の燃料費調整額の価格が分からなくなりますので、本来の価格と値下げ後の両方の価格をのせてくれたら親切ですね、だってこの支援策は期間限定ですから・・・
政府からの支援策がいよいよ始まるよ
それとついに政府の電気料金支援策が2月より開始されます。
この支援策のおかげで従量電灯プラン(規制料金)の2月分と3月分の燃料費調整は久しぶりにマイナスとなりました。
いつもは燃料費調整額が上乗せされ、電気料金が高くなってしまいましたが、今回はマイナスなので電気料金が割引となります。
2ヶ月間と僅かな期間ですが電気料金がいつもより安くなりますよ。
しかし4月からの電気料金値上げがきたらこの支援策など軽く消し飛びます。
あぁ恐ろしい・・・
この支援策は期間限定となり令和5年9月までは【−7円/kWh】が継続適応され、令和5年10月は半分の【−3.5円/kWh】の予定、令和5年11月以降は未定だそうです。
あとがき
今までは右肩上がりだった燃料費調整額の値上げがやっと止まり、先月より少し安くなりました。
このまま価格が落ち着いていって欲しいと願っています。
そしてついに政府からの電気料金の支援策がスタートします、これにより2月分と3月分の電気料金で従量電灯プランを契約しているなら電気料金が安くなります。
しかし僕が住んでる地域の電力会社は託送料金の値上げまで検討しているそうです。
イヤですね値上げは、僕の給料は全然上がらないのに物価やインフラなどが値上げしていってます・・・