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新電力会社を契約しているなら料金が高くなる場合もあるので注意

今年の夏は暑くわが家ではエアコンがフル稼働しています。

先日に燃料費調整額について触れました。全国の燃料費調整額を見てみると、緩やかに上昇している地区や急激に上昇している地区もあります。

僕の地区は燃料費調整額の上がり方がえげつない事になっています。全国の燃料費調整額の上がり方を見ましたが右肩上がりの一方です。

このまま上がり続けると冬場で暖房が必須な地区は大変な事になるでしょう。

それまでに石油などの問題が解決すればいいのですが、先日ニュースでガスの節約について取り上げられていたのですぐには解決しないと思います。

僕は先日、契約しているシン・エナジーを解約して電気を供給している地域の電力会社へ乗換手続きをしました。

もし新電力会社と契約しているなら場合はもう1度契約内容のチェックをお勧めします。

電気料金の燃料費調整額って上限があったの!?

燃料費調整額について

先日もお伝えしましたが電気料金の計算方法に燃料費調整額があります。これは輸入する石油や天然ガスなどの発電に使う燃料や為替レートに変動があった場合、基準の電気料金の補正に使用されます。

マイナス調整で電気料金が安くなる場合もあればプラス調整で電気料金が高くなる場合もあります。

現在石油や天然ガスの値上げやとんでもない円安により燃料費調整額が右肩上がりで上昇しております。

燃料費調整額の計算は、1kWh×燃料費調整額(当月)で算出されています。

燃料費調整額には上限がある

その燃料費調整額には上限額が各電力会社に設けられております。主に電気を使用した分加算される従量電灯プランに上限値が設定されているのが多いです。

僕の地域の電力会社は従量電灯プラン1kWh3.98円が上限値です。検針票が投函されない代わりに電気料金が少し安くなるプランは暫定的に上限値が設けられております。

そして超えた分の燃料費調整額は電力会社が負担している現状となっており、今後はどうなるかは分かりません。

もし撤廃になるなら大きなニュースになると思いますので動向を見守りましょう。

新電力会社の殆どが燃料費調整額には上限がない

大手の電力会社から電気を卸してもらっている新電力会社には殆ど燃料費調整額の上限値はありません。

楽天エナジーが今年の6月より燃料費調整額の上限を廃止したニュースもありました。やはり超えた分を企業が負担していくのは無理があるみたいですね。

僕が契約していたシン・エナジーには燃料費調整額の上限がありません。僕の地域では4月頃から燃料費調整額の上限に達しており地域の電力会社が算出している金額の上限を超えて支払ってくれてます。

今月ぐらいまではシン・エナジーの電気料金プランの安さでカバーできると思いますが、来月からは燃料費調整額が更に8.94円に上がるので料金プランの安さでカバーできず地域電力会社の方が安くなる見込です。

新電力会社で燃料費調整額の上限がある所ですが、au電気は地域電力会社の従量電灯プランと同じ料金で、今の所は燃料費調整額の上限はあるそうです。

まとめ

燃料費調整額の上限を超えた分は地域の電力会社(販売元)が負担してもらっています。

そして電力会社から電気を卸してもらっている新電力会社には燃料費調整額を負担できず、上限額を設定していない所や上限額の撤廃が多いです。

そして全国の電力会社では既に燃料費調整額の上限に達している所が数ヶ所でてきております。

今後も燃料費の高騰や異常なスピードの円安での値上げを心配しています。

新電力会社に契約しているならお手持ちの請求書を確認し、地域の電力会社と新電力会社のどちらが安いかを再検討してもいい時期だと思いますよ。

請求書には次月の燃料費調整額について明記されています。そして当月に使用した分のkWhが分かれば地域電力会社の料金シミュレーションも使えますよ。