令和5年の電気料金は従量電灯プラン(規制料金)が大幅値上げした事によりわが家の光熱費が値上げとなり大変な年でした。
しかしその時に再エネ賦課金を大幅な値下げをしてくれたおかげで電気料金値上げが少し和らいだ感じです。ですがその値下げした再エネ賦課金を大幅値上げと恐ろしい発表がありました。
この値上げはかなりやばく、僕の家計へのダメージは避けられません。
流石に再エネ賦課金を約2.5倍値上げ(増税)するのはやり過ぎです。
再エネ賦課金とは?
正式な名前は【再生可能エネルギー発電促進賦課金】らしいです。
【賦課(ふか)】と読むようで租税を割り当て負担させるとの意味なので税金の仲間ということなのですね。
目的は太陽光発電などの再生可能エネルギーの買取費用に使うとらしいですので、太陽光パネルを持ってる方の電気買取に使われるのでしょうかね?
僕は太陽光パネルなんてありませんので搾取される側となります、太陽光パネルを持たざる者にはとてもつらい話です。
この増税額に恐れ震えています
この再エネ賦課金は電気料金とセットで計算され、1kWh/1.4円負担となります。
これが令和6年度より値上げ(増税)で1kWh/3.49円の大幅値上げとなります。このニュースを見て僕はかなり驚愕しました。
電気使用量 | 令和5年度 1kWh/1.4円 税込 | 令和6年度 1kWh/3.49円 税込 | 値上額 (差額) 税込 |
300kWh/月 | 462円 | 1,152円 | 690円 |
400kWh/月 | 616円 | 1,536円 | 920円 |
500kWh/月 | 770円 | 1,920円 | 1,150円 |
再エネ賦課金の計算方法は【電気使用量kWh×3.49円】で計算できます。再エネ賦課金は税金の仲間ですがこれにも消費税がかかります。税金まみれのガソリンと同じみたいですね。
それとよくニュースなどで言われる一般的な家庭の消費量は低めに試算されるのであまり参考になりません、試しに値上げ額を試算してみましたがかなり高くなりますね。今回は300kWh〜500kWhの電気を使った場合で計算したところ、月の値上げは690円〜1,150円となり、年間で見てみると8,280円〜13,800円の値上げとなります。
僕はニュースで電気料金が年間10,000円値上げとの記事を見ました、確かにこれは正しいですね。再エネ賦課金は税金のようなものですのでこれも大増税になります。
増税開始は令和6年4月分より実施予定です。
あとがき
再エネ賦課金の趣旨は理解できるのですが、僕みたいな低所得世帯からのするとただの重税でしかなく、年々値上がりし続けている再エネ賦課金に困っていました。しかし令和5年度でかなり安くなって喜んだのですが、また値上がりして令和6年度の再エネ賦課金は過去最高の金額となりかなりショックです。
しかもこれは来月からすぐに実施されます。
それと延長して下さってる【電気・ガス価格激変緩和対策事業】も令和6年5月分の電気使用分で終わりを迎えます。冷房を使い始める6月には終了しているので夏の電気料金はとんでもない事となるでしょう。
最近は賃上げのニュースで景気の良い話を聞きます。しかしそれは選ばれし方々の話であり、僕みたいな中小企業のサラリーマンには関係ない話です。にも関わらず物価は値上がりし、重税で苦しめられ、非課税世帯には給付金が支給されます。
僕みたいな低所得の課税世帯は給付金も貰えず高い税金を納付しないといけません。給与も上がる見込みもないので大変な事態となりつつあります。