9月の初め頃にソフトバンクでんきとauでんきが燃料費調整額の撤廃を発表し、これが実施される11月から大幅に値上げをされます。
ソフトバンクでんきを契約してる方、大至急見直しを推奨します auでんきを契約してる方、大至急見直しを推奨しますそしてドコモでんきもついに9月30日に燃料費撤廃すると発表がありました。
地域にもよりますが殆どの地域で大幅な値上げとなります。
実施月は令和4年12月検針以降からとなります。
元々ドコモでんき自体、僅かなdポイントが貰えるだけでそこまで大きなメリットはありません。ドコモでんきGreenは月額費500円を追加でdポイントが10%還元サービスがありますが、今回値上がりする燃料費調整額は元々還元対象外となるので注意です。
ドコモでんきは始まって間もないサービスです。お得なキャンペーンもありdポイントが貰えましたので契約された方もいらっしゃると思います。
本日はドコモでんきを契約している方への対応策をお伝えします。
燃料費上限額については下記で触れていますので良ければご確認下さい。
電気料金の燃料費調整額って上限があったの!?今回の値上がりは?
燃料費調整額は各都道府県により異なります。
沖縄県はドコモでんきと契約できないので対象外です。
電力会社 | 燃料費調整額 (上限有り9月) | 燃料費調整額 (上限撤廃後10月) |
北海道電力 | 3.66円/kWh | 8.39円/kWh |
東北電力 | 3.47円/kWh | 9.46円/kWh |
北陸電力 | 1.77円/kWh | 8.28円/kWh |
東京電力 | 5.13円/kWh | 8.07円/kWh |
中部電力 | 5.06円/kWh | 6.76円/kWh |
関西電力 | 2.24円/kWh | 7.47円/kWh |
中国電力 | 3.19円/kWh | 11.56円/kWh |
四国電力 | 2.55円/kWh | 9.31円/kWh |
九州電力 | 1.94円/kWh | 5.82円/kWh |
電力会社 | 燃料費調整額 (上限あり) | 燃料費調整額 (上限撤廃後12月) |
北海道電力 | 3.66円/kWh | 9.75円/kWh |
東北電力 | 3.47円/kWh | 12.57円/kWh |
東京電力 | 5.13円/kWh | 11.92円/kWh |
中部電力 | 5.06円/kWh | 11.04円/kWh |
関西電力 | 2.24円/kWh | 10.15円/kWh |
中国電力 | 3.19円/kWh | 14.36円/kWh |
四国電力 | 2.55円/kWh | 11.21円/kWh |
九州電力 | 1.94円/kWh | 7.63円/kWh |
沖縄電力 | 3.98円/kWh | 17.98円/kWh |
それと金額の計算方法ですが【kWh×燃料費調整額】で毎月の燃料費調整額がでます。
燃料費調整額上限あり
400kWh×2.55円=1,020円
燃料費調整額上限なし
400kWh×9.31円=3,724円
上記の計算方法で燃料費調整額が分かります。
価格差は2,704円ですね。これに電気使用量と再エネ賦課金に合わせて請求されます。
しかもこれは10月時点での計算なので燃料費調整額の上限が廃止される12月以降はさらに上がります。
これで燃料費調整額の金額と値上り額のイメージがついたらと思います。
燃料費調整額は月末頃に2ヶ月先が発表されるのでお住まいの電力会社のホームページをチェックしてみて下さい。
11月分の燃料費調整額(電気料金)が発表されたよ対策
燃料費調整額の上限があるなら地域の電力会社(電力供給元)の従量電灯プランへの変更を推奨します。変更する前にコールセンターへ確認をすると確実ですね。電力会社の変更は電話連絡になると思いますのでついでに質問されるとよいですよ。
そして各電力会社が提供している電気料金自由化プランは、多数の電力会社が燃料費調整額の上限撤廃を発表しています。
なので地域の電力会社に契約する場合は【従量電灯プラン】をおすすめします。
そして僕も地域電力会社(電力販売元)の従量電灯プランへ変更手続き中です。
ドコモでんきは今後【ドコモでんき節電プロジェクト第2弾】というのを開催するそうです。ただ燃料費調整額の上限を撤廃する季節は12月検針日以降の冬となります。この時期から寒くなり暖房を使う季節なので節電どころではないはずです。
一応この節電プログラムに参加したら2,000ポイントを貰えますが、値上がりした燃料費調整額分で貰ったポイントが軽く消し飛ぶはずです。
dカードゴールドをお持ちの方がドコモでんきGreenへ契約している場合、10%のポイント還元があるのですがポイント還元されるのは電気使用量分だけです。燃料費調整額•再エネ賦課金•消費税は対象外となるので注意です
毎月500円の追加料金を払ってドコモでんきGreenへ契約するメリットはもうないかもしれませんね。
まとめ
ドコモでんきもついに燃料費調整額の上限撤廃を発表した事により、ドコモ•au•ソフトバンクが提供している電気会社全てが燃料費調整額の上限を撤廃しました。
これにより新電力会社の殆どが燃料費調整額の上限が無くなりましたので、地域電力会社の従量電灯プランへの契約が殆どの世帯におすすめします。
もちろん電力会社は地域により色々な電気プランがあります。そして燃料費調整額が安い地域もありますのでしっかりシミュレーションをしてから移行くださいね。
僕の場合は大幅な値上がりとなりますので、地域の電力会社へ移行しました。
なので各地域の電気料金プランが違うかと思いますが、地域電力会社の従量電灯プランに変更した方が燃料費調整額の上限がある分、電気料金の値上げを抑えられると考えます。
もし地域の電力会社まで燃料費調整額を撤廃したらと考えると恐ろしいです•••
ついに地域の電力会社も値上がりです・・・
ついに全ての電気料金(従量電灯プラン)値上げへ令和5年3月24日追記
ついにドコモでんきもポイント付与率ダウン、改悪が発表されました。
よろしければ下記の記事もご覧下さい。
ドコモでんきもポイントサービス改悪するんだね