シン・エナジー、僕が始めて新電力会社へ契約した所です。
平日昼間に電気を多く使うなら【昼】生活フィットプラン、平日仕事で夜間に多く電気を使うなら【夜】生活フィットプランを契約すれば電気料金を節約する事ができます。
シン・エナジーが新規受付再開したが電源調達調整費制度導入でがっかり前回、シンエナジーが生活フィットプランを改定した内容をブログに書きました。しかし僕は修正前の情報をブログへ書いたところ、親切な方に誤りを指摘いただいたので内容を修正しています。
今回、シンエナジーは生活フィットプランの適応時間と電気料金を改定しています。
値上げなのでシンエナジーを契約されている場合、公式サイトの新着情報もチェック下さいね。
生活フィットプランの改定
シンエナジーの電気料金は【夜】と【昼】の生活フィットプランがあり、上手くプランを使い分けると電気料金が安くなります。
今回、生活フィットプラン時間帯の見直しとなります。
【昼】生活フィットプランは、平日のデイタイム時間帯改定で電気料金が安くなる時間帯が短くなり、電気料金が高くなるライフタイム時間帯は長くなりました。ナイトタイムも短縮も影響を受けています。
これにより平日の【昼】生活フィットプランは実質的に値上げとなります。
特に在宅ワークで家にいる時間が長い方、ペットを飼っている方で24時間エアコンを稼働させる方は大打撃となります。
しかし土日祝日は改善され、電気料金が高かったライフタイム時間帯が電気料金が安いデイタイム時間帯へと変更されました。これのおかげで土日祝日休みで在宅が多い方の電気料金が安くなりますね。
これはとても良い改善なのですが、平日時間帯改悪で台無しにされています。
今回の改定で一番煽りをくらったのが【夜】生活フィットプランです。
電気料金が安いナイトタイム時間帯の縮小、土日祝日のライフタイム時間帯から夜プランにとって一番電気料金が高いデイタイムへの変更。
今回の改定で【夜】フィットプランについては大幅値上げになります。このプランを契約するくらいなら【昼】フィットプランへの契約変更を推奨します。
【昼】と【夜】生活フィットプランの時間帯は同じです。
昼プランはデイタイム料金が安く、ナイトタイム料金が安め。
夜プランはデイタイム料金がとても高く、ナイトタイム料金が昼プランよりも安いです。
平日 | 改定前 | 改定後 |
デイタイム (【昼】安い料金) (【夜】かなり高い料金) | 9時〜18時 | 9時〜16時 |
ライフタイム (高い料金) | 8時〜9時 18時〜22時 | 6時〜9時 16時〜23時 |
ナイトタイム (安い料金) | 22時〜8時 | 23時〜6時 |
土日祝日 | 改定前 | 改定後 |
デイタイム (【昼】安い料金) (【夜】かなり高い料金) | ─ | 8時〜22時 |
ライフタイム | 8時〜22時 | ─ |
ナイトタイム | 22時〜8時 | 22時〜8時 |
上記の表をみてみると電気料金の安いデイタイムとナイトタイムの時間帯を短縮して、電気料金が高いライフタイムの時間帯が長くなったのが分かります。特にナイトタイムの時間帯がかなり短縮したのが不満です。
【昼】フィットプランは平日で在宅率が高く、電気をよく使う時間帯を的確に値上げしていると取れますね。ペットを飼っている方は24時間冷房をつけているそうなので、平日によく電気を使う方からすると値上げです。
それと【夜】フィットプランのナイトタイム縮小はいけません。これにより【夜】生活フィットプランの魅力が無くなりました。もし生活フィットプランを契約するならデイタイムとナイトタイムがバランスよく安い【昼】生活フィットプランの契約をおすすめします。
しかし電気使用料金も・・・
電気使用料金も改定あり
殆どの地域で基本料金と電気使用料(1kWh)の単価の値上がりが予定されています。
地域により単価が異なるのでこちらは公式サイトでご確認下さい。
改定実施日
今回のシンエナジーの生活フィットプラン改定や電気料金の見直しですが、令和5年10月1日利用分より改定されます。
これにより電気料金が高く判定される時間が増えたので電気の利用時間帯は注意しましょう。同時に国からの補助金も終わりますので、かなり電気料金が高くなります。
悪夢の始まりですね・・・
あとがき
僕はもうシンエナジーを解約して1年以上経ちましたが、今後のシンエナジーのサービスが気になっていました。
色々な改定発表があり、大変苦労してるだろうと思います。
僕がシンエナジーを解約した理由ですが、地域電力会社にある従量電灯プランの燃料費調整額の上限を超えた事が原因です。この時、シンエナジーはアナウンスせず普通に請求を掛けていました。
auでんきはアナウンスをしてくれたのてすが・・・
今後シンエナジーなどの新電力会社を利用する場合、電気の供給元である地域の電力会社と料金を毎月比較し、その電気料金に差があるかのチェックが必要です。燃料費調整額と電源調達調整費で違いがありますが、毎月使用しているkWhで地域電力会社とシミュレーションができるので確認をおすすめします。
新電力会社も上手く活用できれば節約できるのですが、急激な電気料金高騰に弱いのが新電力会社の弱点となります。新電力会社を使うならその点を注意して下さいね。