預金口座はどちらを使用していますか?もしかしたら地元銀行の口座を使用している方が多いと思います。今回普通預金の金利が高めの楽天銀行を使ってみて楽天銀行のメリットやデメリットをお伝えしたいと思います。
楽天銀行について
ネット銀行となります。対面での店舗や専用ATMがなく、ゆうちょ銀行やコンビニATMで現金の入出金を行います。
楽天銀行に何かあっても他の銀行と同じく普通預金等の元本1,000万円まで保証されますので他の銀行と同じくように使えます。
楽天銀行を使うメリット
本当なら何かあれば対面で対応してくれる店舗や紙の通帳、平日なら手数料無料の専用ATMがある地銀がいいのですが、ネット銀行である楽天銀行は無視する事ができない地銀等を上回るメリットが多いので紹介します。
・条件を満たすと普通預金金利が0,1%
楽天銀行の普通預金の金利は0.02%です。地銀やゆうちょ銀行の普通預金の金利が0.002%なのでこれだけでも高いのですが楽天証券を開設し、楽天銀行口座と楽天証券口座をマネーブリッジの設定を行うと普通預金の金利が0.1%になります。
マネーブリッジを簡単に説明します。楽天証券で投資信託等を購入する時に楽天銀行の口座から自動で楽天証券の口座に入金できるシステムです。逆に投資信託等を売却した時に楽天証券の口座に入金があった場合、翌日頃に自動で楽天銀行の口座に入金できるサービスです。
楽天証券で積立NISA等を利用している場合は良いのですが、証券口座を開設していない方は一気にハードルが上がるかと思います。マネーブリッジの設定さえできれば証券口座を利用しなくてもいいので、マネーブリッジの設定目的で楽天証券口座を開設するのもありです。
預金金利が0.1%の条件を満たすと月初めに毎月金利お知らせのメールが届きます。
・ハッピープログラムを活用すると他行への振込手数料が無料になる。
楽天銀行にはハッピープログラムのサービスがあります。これは条件を満たすと入出金手数料無料や他行への振込手数料無料になるサービスです。
ATM手数料 無料回数 | 他行振込手数料 無料回数 | |
スーパーVIP (残高300万円以上) | 7回/月 | 3回/月 |
VIP (残高100万円以上) | 5回/月 | 3回/月 |
プレミアム (残高50万円以上) | 2回/月 | 2回/月 |
アドバンスト (残高10万円以上) | 1回/月 | 1回/月 |
ベーシック | - | - |
上記の表が無料回数です。地銀等で振込をする時は高い振込手数料がかかります。楽天銀行のハッピープログラムを上手く活用して振込手数料を無料にしましょう。
ハッピープログラムの条件で楽天銀行の取引回数(無料サービスは除く)でも対象にもなりますが件数が多いのとこれを毎月するのはしんどいので、残高10万円以上入金するのが1番手っ取り早いです。
ちなみに給与・賞与・年金を受取口座に指定し実際に受け取ると、月の入出金手数料と他行振込手数料が月3回まで無料となります。
デメリット
・対面での取引ができない
何かあった時の相談が対面でできない事です。ですが電話でのサポートもありますので何かあったらオペレーターへ相談もできます。かけ放題か対象となる03から始まる電話番号もあります。
・紙の通帳がない
アプリを使って取引履歴が見れます。
・入金にも手数料がかかる
手数料無料サービスがなかったら入金にも手数料220円〜275円かかります。ですが3万円以上の入金は手数料無料になるので入金は3万円以上いれましょう。
・地元の口座引落に対応していない
やはり地元の光熱費・家賃・学校会費等の口座引落に対応していません、僕は資金の動きを1つの口座に集約させたいタイプなのでかなり困りました。
まとめ
通常の地銀等では下手したらうまい棒すら買えない利息です。楽天銀行では簡単な条件で普通預金金利が0.1%になるので貯金用の口座や使わない資金等を置いておく口座に適しています。