電気料金には燃料費調整額があります。これは燃料の価格が増加した時にその値上げ分を上乗せできる制度です。
計算方法は1kWh×燃料費調整額で算出されます。
僕は現在シン・エナジーへ契約しています。本日シン・エナジーが先日公表した規約変更に誤りがあったとの知らせがありました。
早速規約をみましたがよく分かりません。ただ何かが気になり僕の住んでる地域の電力会社のホームページを確認しました。チェックする所は燃料費調整額です。
確認した所、恐ろしい事が分かりました。僕の勉強不足が原因なのですがもし新電力会社を使っているなら確認が必要です。
燃料費調整額には上限があった
燃料費調整額は1kWhに掛かる金額です。
僕の地域では3.73円➔4.11円➔4.33円➔4.80円➔6.57円とどんどん上昇をしています。
燃料費調整額上限の話は聞いていたのですがシン・エナジーも地域電力会社にあわせて上限を設定していると思い込んでいましたが間違いだったみたいです。
僕の地域では3.98円が燃料費調整額の上限みたいです。一方シン・エナジーは上限の設定がなく燃料費調整額が上がれば上がるほど高くなります。
次月は更に燃料費調整額が8.94円へ上がります。恐らく今後も上がるでしょう。
最近楽天エナジーが燃料費調整額の上限を撤廃するとニュースがありました。こういう事だったんですね・・・
どうする?
いくら新電力会社の料金プランが安くても燃料費調整額が高くなれば意味がないです。
Twitterで親切な方に教えてもらった事ですが、地域の電力会社でも燃料費調整額が無い所もあるそうです。それならシン・エナジーみたいに安い電力会社を継続しても良さそうですね。
ただ地域の電力会社に燃料費調整額の上限があるなら地域の電力会社へ出戻りするのがお勧めです。
折角電気料金を安くする為に新電力会社へ移っても地域の電力会社より高くなれば意味がありません。
僕は地域の電力会社へ確認しだい出戻りを考えてます。
まとめ
今までは気にも止めていませんでしたが流石にエグい上がり方をしている燃料費調整額。
僕は新電力会社のシン・エナジーと契約しており燃料費調整額に上限があると思っていましたが無かった事が分かりました。
そして新電力会社へ契約されているなら燃料費調整額の動向もチェックが必要です。もし契約している新電力会社に燃料費調整額の上限がない場合で、地域の電力会社の方には燃料費調整額の上限があるなら1度地域の電力会社へ出戻りした方が良さそうです。
そうしないとどんどん燃料費調整額が上がります。
折角電気料金を安くする為に新電力会社と契約したのにこのままでは地域の電力会社より高くなる可能性がありますよ。
そしてシン・エナジーの請求書には地域の電力会社の料金と比較してこれだけ電気料金が安くなりましたとあります。ですがこの試算は地域電気料金の燃料費調整額の上限を設定しないで計算し安く見せようとしています。
こんな事をすると燃料費調整額が分からないままシン・エナジー契約し続ける事になるので酷い話です。
令和4年7月15日にその比較サービスが終了とのお知らせがありました。流石に調整額上限を無視して計算してるから大事になる前に終了させたのは良かったと思います。
もし燃料費調整額の上限値で正しく計算すると、今後地域電力会社の料金が安くなる場合もあるからそんなのを記載する訳にはいかないですよね。
新電力会社を契約しているなら料金が高くなる場合もあるので注意