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ついに年末調整がきましたね(2022)

妻が年末調整の用紙を持ってきました。

もうそんな季節ですね・・・

会社員が毎月徴収されている所得税ですが、困った事に高めに税金が取られています。

これを少しでも取り返す作業が年末調整や確定申告ですね。

来年度の住民税が高くなるか安くなるかも絡んでいますのでとても大事なイベントですね。

今回はその年末調整の話です。

扶養家族

16歳以上の家族がいればここに記入します。

何年生まれかが扶養対象と書かれていますので、そちらを確認くださいね。

別の世帯へ暮らしている年金暮らしなどの親を扶養家族にいれる事ができます。世帯分離でも同居扱いでいいそうですよ。

この場合の注意点を1つ、父親か母親のどちらかが貰っている年金が高くて住民税が発生している場合、住民税が発生している方へ父親か母親を扶養するようにして下さい。

そうすれば親世帯が非課税世帯になれる可能性が強くなります。そうすれば介護保険料が安くなるなどの非課税世帯のメリットを受ける事ができます。

僕の兄は自分の家計の事しか考えていないようで、両親を全て兄の扶養に入れてしまい、両親の世帯が課税世帯となってしまいました。

そのせいで非課税世帯に貰える給付金が貰えなくなったり、入院費用が高くなり、高い介護保険料を払っているそうです。

酷い兄です・・・

親を税の扶養に入れたらかなりの節税ができるよ 親の為に世帯分離すると節税や非課税世帯になりお得ですよ

年少扶養家族

こちらは16歳未満の子供の名前を記入する所です。

こちらも何年生まれを記載と書かれているので確認下さい。

この項目に名前を記載しても控除対象となって税金が安くなる事はありません。

しかしこの項目には隠されたメリットがあります。

住民税には年少扶養も控除があるらしく、設定された所得を1円でも超えると均等割→均等割+所得割の流れで住民税が計算されます。住民税が発生した場合、年少扶養にいれても住民税が安くなる事はありません。

なので配偶者がパートなど、どちらか給料の低い方の方へ名前を記載すると住民税が非課税や均等割のみのチャンスがあります。

正社員で給料の高い方へ書いても大体は無意味になります。

計算方法が書かれている各市町村のサイトがありますが、各市町村が微妙に説明が違うので僕には説明が難しいです。

すみません・・・

僕は市町村の方と電話で説明をして貰いました。

インターネットで住民税を計算してくれるサイトがあります。ここでシミュレーションをしてみるのをお勧めしますよ。

もしうまく配偶者が非課税となれば住民税も安くなりますし、保育料も安くなるのでメリットは大きいです。

収入の低い方へ年少扶養を入れると住民税が非課税になる場合もあるよ

配偶者特別控除

配偶者の年収が103万を超えたとしてもまだ税金を安くするチャンスがあります。

それが配偶者特別控除です。

控除額は収入に応じて段階的に下がりますが、配偶者の年収201万円未満までなら申請できます。

ただこれのデメリットは年末調整の締め切りまでに、配偶者の年収が確定しないといけません。

年末調整に見込年収で申請した場合、見込年収より低くなると損をしますし、申請した見込年収より高くなると忘れた頃に市町村の税務課から住民税の値上げが通知されます。

税金の取立は通知がくるのに、税金が安くなる場合の通知は無く、余分な住民税を納められます。

これってかなりズルいですね・・・

もし年末調整までに配偶者の年収が確定しないのなら、確定申告へ行くしかないですね。

僕の場合は年末調整の締め切りまでに妻の年収が確定しないので、毎年確定申告へ行ってます。

生命保険控除

生命保険の控除は毎年加入している生命保険からハガキが届きます。

これを年末調整の用紙に書くだけなので簡単ですね。

もし一般生命保険控除の枠が空いているなら、明治安田生命じぶんの積立なら元本割れのリスクなしで貯金と節税ができるのでお得ですよ。

明治安田生命じぶんの積立はデメリットなしで節税と貯金ができる

そして個人年金保険の控除が空いている場合、JAのライフロードがお勧めです。

個人年金保険は基本解約したら元本割れをしますのでお勧めできません。

しかしライフロードの場合、10年以上経過した後はいつ解約しても元本割れがなくなります。

そのまま将来の為に積立してもよし、何かライフイベントがある時用の資金にもしてもよしです。

貯金と節税を兼ねていますね。

JAのライフロード以外の個人年金保険は60歳まで加入しないと元本割れをします。

なのでライフロード以外の個人年金保険は絶対に加入してはいけません。

JA共済のライフロードは節税と貯蓄に使える

その他の控除

地震保険

地震保険へ加入している場合は地震保険の控除があります。これも保険会社からハガキが届くので確認して下さいね。

どうやら賃貸にも地震保険があるらしいです。

小規模企業共済等掛金控除

これはiDeCoなどです。

支払った金額が全額控除されるので、余裕があるならiDeCoの加入をお勧めします。

これもハガキが届きますよ。

その他

忘れがちですが国民年金保険料や国民健康保険料を支払った場合も控除を受ける事ができます。

もし生計を一にしている親などの保険料を支払っているなら控除申請ができます。

忘れずに支払った領収書を会社へ提出して下さいね。

まとめ

以外と年末調整は大変ですね。

会社の事務員もいちいちお得な節税方法などは教えてくれません。

お金の問題はデリケートなのでもし誤った事を伝えるとトラブルになるからです。

大勢の職員の年末調整をするので対応できません。

年末調整へ必要な物は殆どハガキや文書などで郵送されてきます。もし紛失したのなら急いで再発行を依頼しないと年末調整に間に合わなくなります。

しかし今回年末調整の事を書いていて思いましたが、サラリーマンの節税方法って少ないですね。

経費が使える自営業が羨ましいです・・・

あとふるさと納税がまだならこっちもお勧めです。

僕は毎年うなぎを注文してますよ。

ふるさと納税は数少ないサラリーマンの節税方法