新NISAなどの投資信託購入はクレジットカードでの購入が当たり前になって来ました。やはり購入金額の1%分のポイントを貰えるのは大きいですね。
僕もこのポイント目当てで楽天証券からSBI証券へ乗り換えをしましたが、その乗り換え先のSBI証券もクレジットカード積立が改悪されました。
ポイント目当てで移ると碌な結果になりませんが、楽天証券もクレジットカード積立のポイント還元が下っているので気にしないでおきましょう。
マネックス証券の方は顧客獲得に力を入れているようで、dカードを保有しているならクレジットカード積立のポイント還元は大きいです。
しかしSBI証券や楽天証券のように、ポイント還元は改悪がついて回るので、ポイント目当てで移るのは考えものですね。確かにマネックス証券のポイント還元は魅力的です。
しかし僕には楽天証券とSBI証券の管理が精一杯なので、もうこれ以上新規証券口座は増やしたくないですね。
マネックス証券でdカード投資が始まるが・・・僕は夫婦で三井住友カードゴールド(NL)をそれぞれの名義で作成し、夫婦で新NISAを購入しています。購入銘柄は定番のeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)にしています。
手数料が安いのも嬉しいですね。
NISAとiDeCoの投資先を決めたよですがSBI証券もクレジットカード積立の改悪がスタートしました。
SBI証券のクレジットカード積立の改悪は対策が必須です。これを怠るとクレジットカード積立の還元率が0%になりポイントが付かなくなります。
それでは意味がないので対策を考えましょう。
三井住友カードプラチナプリファードのクレカ積立が致命的な改悪へ
今回の改悪で1番の打撃を受けたのは間違いなく三井住友カードプラチナプリファードです。
このカードの還元率は1%ですが、100万円の利用ごとに10,000ポイントが貰えます(最大40,000ポイント)
ポイント還元がとても高いクレジットカードですが、年会費が33,000円も掛かりますのでボーナスポイントを加味してもクレジットカード単独での還元率は低いです。
改悪前はSBI証券で投資信託のクレジットカード投資をすると、つみたて投資分の還元率が5%となります。
もし毎月50,000円クレカ積立するなら年間で30,000ポイント貰えるので少し足りませんがほぼ年会費分を回収できます。
なので投資信託購入と普段使いのメインカードにするなら、還元率も跳ね上がるのでSBI証券ユーザーには大人気のカードでした。令和6年からスタートした新NISAの為に作成された方も多いと思います。
しかし今回の改悪で年会費がただ高いだけのクレジットカードと化しました。
改悪後は前年度のクレジットカードでの買物実績により投資信託クレジットカード積立(三井住友カードつみたて投資)の還元率が変わります。
・年間300万円未満 → 1%
・年間300万円〜400万円未満 → 2%
・年間500万円以上 → 3%
なおカード入会初年度のつみたて投資還元率は1%ですが、年間で300万円〜500万円買物をすると継続ボーナスとして残り1%〜2%分をポイント還元して下さるようです。
今回の改定でクレジットカード積立のポイント還元率が下がってしまいました。しかし最大還元率を上げる為の買物を年間500万円するのはとんでもなくハードルが高いです。
年間で300万円以上の買物でも僕にはとても無理です。
もし投資信託積立を1%のままで毎月100,000円クレカ積立をしても、年間でポイントが12,000ポイントまでしか貰えませんし、50,000円の積立にすると年間で6,000ポイントです。
これでは年会費33,000円のせいで大赤字になります。
プラチナプリファードは年会費が高すぎる上につみたて投資の還元率が大幅にダウンしたので、毎月10万円以上のつみたて投資+年間500万円以上の買物をしないなら、次に紹介する三井住友カードゴールド(NL)へ乗り換え(ダウングレード)を推奨します。
三井住友カードゴールド(NL)
この三井住友カードゴールド(NL)も改悪を受けましたが、三井住友カードプラチナプリファードよりはマシな程度です。
だからと言って無視する事はできない改悪を受けたので、今後は対策を取らないと還元率無しで投資信託を購入し続ける事になります。
これではクレジットカード投資の意味が無くなりますね。
1%
年間10万円未満 → 無し(0%)
年間10万円以上 → 0.75%
年間100万円以上 → 1%
上記の用に三井住友カードゴールド(NL)も改悪を受けています。ただ年間100万円以上の買物をしているなら関係ない話ですね。
もしこのクレジットカードをつみたて投資専用で保有しているなら話は変わります。今回の変更は大改悪と言えるでしょう。
もしつみたて投資専用のクレジットカードにして、それ以外何も買物をしないと積立投資のクレジットカードポイントが一切付かなくなりますので対策は必須です。
もし年間利用金額を100万円で調整すれば還元率も高く、つみたて投資でもポイントが貰えるのでおすすめです。
なので今後のSBI証券でクレジットカード投資をするなら三井住友カードゴールド(NL)がいいでしょうね、三井住友カードプラチナプリファードからも人が流れてくると考えられます。
しかしこのクレジットカードで買物をすると基本還元率が0.5%と話にならない還元率の低さです。
ですがこのクレジットカードの利用金額を年間100万円までに留めておくと、ボーナスポイントが10,000ポイント貰えます。なので年間100万円までの利用なら還元率1.5%と中々優秀です、しかしそれ以上使うと買物する度に還元率が落ちていきます。
年間利用金額の100万円は難しい場合もあります。例えば夫婦別々で新NISAをしているケースなどです。
こうなると夫婦別々で100万円利用をそれぞれのカードに条件を達成させるのは僕には無理です。どうしてもならそれぞれ家族カードを作成し、お互いの家族カードを使いながら100万円ずつに達成するよう上手い具合に買物をすると良いでしょう。
しかし年間のクレジットカード利用金額が夫婦合わせて100万円〜200万円以下のケースもあるでしょう。もし片方のカードの年間利用額100万円未満なら無駄となりますし、それを達成させる為に無茶な買物するのは違うと思います。
なら還元率は落ちますが年間利用金額を10万円以上までに調整をして、クレジットカードつみたて投資の還元率を0.75%までで妥協してもいいかもしれません。
幸い三井住友カードゴールド(NL)はセブンイレブンやマクドナルド、すき家、はま寿司などの外食先で使えばポイント還元率が7%以上と特定のお店では優秀なクレジットカードです。
これで上手く年間利用金額10万円以上に調整されるといいですね。
年間利用金額に投資信託購入は含まれないので注意です。前年利用金額が10万円未満ならその年は一切ポイントがつかないので注意です。
三井住友カードがまさかの還元率改善 SBI証券の毎年100万円修行は無理なので今後を考えるクレジットカードのブランドがMasterCard限定になりますが、auPAYやauPAYプリペイドカードへチャージするとお得に使えて年間利用金額の計算も分かりやすいです。
auPAYやauPAYプリペイドカードで決済をすると200円ごとに1Pontaポイントが貰えます。還元率は0.5%ですね。
それとauPAYプリペイドカードを作成すればApplePAYに登録してクレジットカードのタッチ決済(Mastercard®コンタクトレス)が使えます。auPAYを使えるお店は限定的ですが、ApplePAYや物理クレジットカードを使えるお店は多いのでポイント消化が捗るでしょう。幸いauPAYとauPAYプリペイドカードのチャージ残高はお互い共有しています。
それとauPAYなら固定資産税や自動車税の納付にも使えますよ。利用実績獲得の為にauPAYへチャージしてから税金納付するのもありですね。
自動車税と固定資産税を楽天ペイかauPAYで支払いポイントを貰おうもしこれから新規で三井住友カードゴールド(NL)を修行するなら是非MasterCardブランドを作成し、auPAYやauPAYプリペイドカードへチャージするのがおすすめです。
しかし注意事項としては三井住友住友カードゴールド(NL)などの他社クレジットカードでauPAYをチャージする場合は、月に50,000円までと制限があります。au簡単決済ならもう少し上限額を引き上げる事ができます。
三井住友カードゴールド(NL) のお得になる修行方法以前はKyashを経由してからのTOYOTAウォレットのルートがおすすめだったのですが、TOYOTAウォレットの還元率が0%となったので使う意味が無くなりました。
TOYOTA Walletの改悪で実質終了、代わりサービスはどうしようか?三井住友カード(NL)
年会費無料のノーマルカードです。
こちらも改悪を受けてしまい何とも微妙となりました。
0.5%
年間10万円未満 → 無し(0%)
年間10万円以上 → 0.5%
こちらのカードも年間利用金額が10万円以上使わないと以前の還元率は無いです。
しかもこのクレジットカードはボーナスポイントも無いので、メインカードとして使うのは難があります。
何とかポイントアップ対象店舗でコンビニや外食を年間10万円使えばいいのですが、特定のコンビニや外食店舗で年間10万円利用は難しそうです。先に紹介したauPAYを上手く組み合わせて年間利用金額10万円を狙うと良いでしょう。
しかしこのカードで投資信託の積立をするなら、楽天証券で投資信託を楽天カードで積立をすると無条件で0.5%のポイント還元を受ける事ができるので、楽天証券で積立をした方がストレスが無さそうです。
利用額の対策
SBI証券だけの為に三井住友カードを作成された方も多いでしょう。
しかし今後は最低10万円以上の利用実績がないとクレカ積立のポイントが貰えませんので対策が必要です。
MasterCardブランドをお持ちの方は、先に紹介したauPAYのクレジットカードチャージができるので対策は容易です。
auPAYでの決済もできますが、特に税金の支払いがいいですね。税金は元々現金での納付が多いので、本来は貰えなかったポイントが貰えるのがメリットです。
自動車税や固定資産税をauPAYで納付すれば年間利用額10万円の計算も簡単です。
本当は住民税が納付できれば簡単に10万円のハードルクリア達成ができるのですが、自営業者は問題ありません。
しかし僕達サラリーマンが住民税を個人納付するにはかなり困難です。市町村側も勤め先に払わせた方が楽なので、自己都合での住民税納付切替は認めてくれません。
住民税もQRコード決済できるが個人納付切替が無理だVISAブランドの場合ではauPAYへクレジットカードチャージが不可です。
なので頑張って年間10万円の買物が必要となります。
ポイントアップ対象のコンビニや外食店舗での買物だけでは年間利用額10万円には届かない恐れもあります。
なので対策としては保険などの支払いを三井住友カードで決済する事です。保険料は年間支払い額が決まっているので計算も簡単です。
僕はJA共済のライフロードの支払いに当てました。これは個人年金ですが10年継続すれば元本割れなく解約もできるので、貯金と節税目的で使えますよ。
JA共済のライフロードは節税と貯蓄に使えるすでに改定済み
令和6年11月買い付け分から改悪がスタートしました。
もし去年の利用金額で還元率が変わるなら令和6年11月買い付けよりポイント還元が無くなる方も出そうですね。
僕の前年度の実績は20万程度だったと思いますので、還元率が0.75%へダウンするようですね・・・
一応100,000円程度使っているので、ポイント還元は0.75%は担保されました。
しかしこのポイント還元に関係する前年度の年間利用額を確認できる方法が僕には分かりません。
あとがき
三井住友カードゴールド(NL)は基本還元率が低すぎるので、ポイントの倍率が上がるコンビニや外食で使う予定でした。
しかし今回の改悪で三井住友カードゴールド(NL)で年間で最低10万円以上の買物をしないと、クレカ積立分のポイント還元率が無し(0%)になるのは困ります。年間利用金額に積立投資分は対象外です。
なので僕のMasterCardブランドの三井住友カードゴールド(NL)でauPAY、auPAYプリペイドカードをチャージして年間利用金額10万円で妥協する事にします。
ただVISAカードブランドの妻はauPAYやauPAYプリペイドカードへクレジットカードチャージができないので、コンビニや外食専用カードにして、不足分は泣く泣く通常買物をして年間利用金額10万円を目指す事にします。
それか毎月固定で支払う生命保険の支払いへ当てた方が計算もしやすく楽ですね。
面倒くさくなったら、夫婦一緒に無条件にポイント還元率0.5%の楽天証券でつみたて投資をするか考えます。ただNISAの切り替えは面倒くさいですし、ポイント目当てで証券口座を変えるのは好ましくありません。
本当は来年は楽天証券で楽天オルカンでも買おうがかんがえていましたが、楽天オルカンの実質的コストがeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)よりもかなり高かったので、もう一年SBI証券で様子見を考えています。