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ソフトバンクでんきを契約してる方、大至急見直しを推奨します

最近の電気料金値上げのニュースから目が離せない僕です。

9月1日にソフトバンクでんきから恐ろしい発表がありました。

燃料費調整額の上限を撤廃するとのニュースです。携帯電話キャリアの関係会社が運営する新電力会社は、燃料費調整額の上限をまだ撤廃しないと僕は考えていましたが考えが甘かったです。

ソフトバンクでんき自体はそんなに魅力的なプランではないと思ってますが、初めてソフトバンクでんきが開始された時に電気代が1ヶ月〜2ヶ月無料キャンペーンをしていたので、その時に契約されか方もいるかな?

新電力会社を契約しているなら料金が高くなる場合もあるので注意

燃料費調整額の上限撤廃

燃料費調整額は一部の電力会社を除き上限が設定されています。燃料費調整額は月末頃に各電力会社から発表があります。

この燃料費調整額は1kWh使用量に応じて計算される金額です。去年まではほぼ誤差程度の値上がりなので気にしていませんでしたが、今年に入ってからの原油高や円安の影響で現在も右肩上がりで増加中です。

電気料金の燃料費調整額って上限があったの!?

僕も最近まで新電力会社のシン・エナジーと契約していましたが、この会社も燃料費調整額の上限がありません。

新電力会社は地域の電力会社より基本電気料金の安さが売りでしたが、現在は燃料費調整額の高さで地域電力会社(電力の販売元)より電気料金が高くなってしまいます。

この影響で新電力会社が事業から撤退したり新規受付を中止しているところがあります。

僕は燃料費調整額の高騰で電気料金が安いシン・エナジーを解約し、現在はauでんきと契約しています。auでんきは地域電力会社の燃料費調整額と同じ金額で提供しています。

ソフトバンクでんきも電気供給元の電力会社が燃料費調整額に上限が設定されているので安心してましたが、今回の発表でそれが覆されました(簡単に約款を変えるなよ・・・)

参考で他の携帯キャリアが運営している新電力会社のauでんきはホームページに燃料費調整額は地域電力会社と同じと記載があるので燃料費調整額の上限があります。そしてドコモでんきは約款に燃料費調整額の上限を設けているとの記載がありましたのでまだ安心です。

しかし今までの新電力会社は簡単に約款を変更します。そして燃料費調整額も毎月値上がりしてるので契約している電力会社のホームページはこまめにチェックしましょう。

今回の値上がりは?

各都道府県ごとの電力会社を供給している電力会社で値上がりの幅が変わります。特に沖縄県はエグい値上がりです。

できる範囲で各電力会社のホームページで燃料費調整額を調べてみました

電力
会社
燃料費
調整額
(上限
有り
9月)
燃料費調整額
(上限撤廃後
10月)
燃料費調整額
(上限撤廃後
11月)
北海道
電力
3.66円
/kWh
8.39円/kWh9.32円/kWh
東北
電力
3.47円
/kWh
9.46円/kWh10.98円/kWh
東京
電力
5.13円
/kWh
8.07円/kWh9.72円/kWh
中部
電力
5.06円
/kWh
6.76円/kWh8.60円/kWh
関西
電力
2.24円
/kWh
7.47円/kWh8.71円/kWh
中国
電力
3.19円
/kWh
11.56円/kWh13.11円/kWh
四国
電力
2.55円
/kWh
9.31円/kWh10.47円/kWh
九州
電力
1.94円
/kWh
5.82円/kWh6.82円/kWh
沖縄
電力
3.98円
/kWh
15.33円/kWh17.06円/kWh
電力会社燃料費調整額
(上限あり)
燃料費調整額
(上限撤廃後12月)
北海道電力3.66円/kWh9.75円/kWh
東北電力3.47円/kWh12.57円/kWh
東京電力5.13円/kWh11.92円/kWh
中部電力5.06円/kWh11.04円/kWh
関西電力2.24円/kWh10.15円/kWh
中国電力3.19円/kWh14.36円/kWh
四国電力2.55円/kWh11.21円/kWh
九州電力1.94円/kWh7.63円/kWh
沖縄電力3.98円/kWh17.98円/kWh

特に中国電力と沖縄電力の高さは異常です。地域によって差がでていますね。

それと各地域の電力会社でも一部燃料費調整額の上限を撤廃している所があります。上限廃止は自由電力プランの対象が多く、昔からある従量電灯プランは上限が設定されているイメージです。

※各地域の電力会社によって違いがあります。ホームページから読み取れない所もあったので、コールセンターへ問い合わせすれば確実です。

それと金額の計算方法ですが【kWh×燃料費調整額】で毎月の燃料費調整額がでます。

沖縄県で毎月400kWhの電気を使った場合

燃料費調整額上限あり

400kWh×3.98円=1,592円

燃料費調整額上限なし

400kWh×15.33円=6,132円

となります。

価格差は4,540円ですね。これが電気使用量に合わせて請求されます。

1番燃料費調整額が高い沖縄県なので極端な例かもしれません。沖縄は火力発電しかないから電気が高いかもしれませんね。

ですがこれで燃料費調整額のイメージがつけば嬉しいです。

12月分の燃料費調整額(電気料金)が発表されたよ

まとめ

ソフトバンクでんきの燃料費調整額が令和4年11月から廃止となります。

地域によってはかなり大きな値上がりです。

ソフトバンクでんきを契約するメリットは毎月の携帯代が55円〜110円割引+電気の使用量から1%割引(関西電力以外)くらいです。

恐らく大多数の都道府県は割引額より燃料費調整額の方が上回ると考えています。

ソフトバンクでんきを契約しているなら1度料金をシミュレーションしてみて下さい。それでソフトバンクでんきのメリットが無いと判断したら速やかに地域電力会社(電力供給元)の従量電灯プランの変更をお勧めします。

電力会社の変更は長くて1〜2ヶ月はかかるので注意です。ソフトバンクでんきは11月から燃料費調整額の上限が廃止になりますよ。

それと今後のauでんきとドコモでんきもどうなるか分かりません。もしauでんきまで撤廃した場合携帯の割引額が軽く吹き飛ぶので、その時になったら僕は地域の電力会社へ逃げることにします。

今後は注意して動向を見守っていきます。

auでんきも撤廃となりました・・・

auでんきを契約してる方、大至急見直しを推奨します

地域の電力会社も値上がりです・・・

ついに全ての電気料金(従量電灯プラン)値上げへ