⚠記事内に広告を含みます

UQモバイルの値上げした新料金プランと旧プラン比較

改善と改悪のイメージ

新しい料金に変わったUQモバイルですが、コミコミプラン+を発表しました。

通信量を大幅に増やして実質値下げらしいですが、小容量プランも何とかして欲しいですね。

しかし旧くりこしプランを契約しているユーザーはまだまだ大勢いるかと思います。ですが今回改定されたコミコミプラン+が気になっている方もいらっしゃると思います。

ただ新しいコミコミプラン+にも罠が仕込まれているので、よく考えてプラン変更をしないと後悔する事になります。

折角なので旧プランと新プランを考えてみます。

ただ小容量ユーザーの方はそのまま旧くりこしプランSへ留まった方がお得ですよ。

昔の複雑怪奇なプランへ戻りつつある

新しい料金プランの感想は高すぎですね。

基本料金が倍以上に上がり、以前みたいに分かりやすかったプラン内容も凄く分かりにくい内容となっています。

新プランよりは旧プランの方がお得です。新プランは様々な割引を駆使してやっとくりこしプランと近い価格になります。

旧くりこしプランはおひとりでも安いが売りだったのですが、新料金プランは自社サービスの囲い込みが売りですね。

各種割引は必須

新料金プランは各種割引を含め、安く見せかける料金の表示をしています。これにより本当の料金が分かりにくいですね。

料金プランへ掲示されている金額は各種割引適応後の金額なのですが、割引適応後の旧プランよりも高くなったので値上げとなりますね。

つまり【自宅セット割】or【家族セット割】・【auPAYカードお支払割】を適応できない方は一切割引できなく、かなり高くなります。

そして困ったことに、各種割引を重ねて以前のくりこしプランの料金へやっと近づきますね。

家族セット割なのですが【旧くりこしプラン+5G】も家族セット割の人数へカウントできます。旧くりこしプランの割引は無いので注意。新プラン発表当時は旧くりこしプラン+5Gは家族セット割のカウントから除外すると発表があり話題になっていましたが、その後UQ側も途中でカウント対象へ追加したのでしょうね。

プランの感想

今回のUQモバイルプランを3つ発表しています。
残念ですが僕みたいな小容量を使っている方は値上げとなります。

しかし大容量の通信があるくりこしプランM以上を使っている方はこれはこれで魅力的なプランかもしれません。

公式サイトは各種割引てんこ盛りをして、安く見せるようにしています。なので実現可能そうな割引で案内します。

※割引に必須なauPAYカードと年会費が発生するauPAYゴールドですが、自社サービスであるauPAYへチャージしてもポイント対象外なので、何の為にあるか僕には分からないクレジットカードです。

ミニミニプラン

くりこしプランSの値上げですが通信量3GBから4GBへ容量が増えています。しかし基本料金だけで700円の大幅値上と小容量ユーザーには大変厳しい改定です。

なおこのプランのみ節約モードが唯一生き残ったプランです。

ただ節約モードが遅すぎてネット検索はストレスです。これの使い道はラジコやYouTubeの最低画質(144p)で音楽を通信量無料で使えるのがメリットですね。

くりこしプランS
(3ギガ)
ミニミニプラン
(4GB)
基本料金1,628円2,356円
自宅セット割
or
家族割
−648円(自宅セット割)−1,100円(自宅セット割)
or
−550円家族セット割
auPAYカード
お支払割
(−187円)
割引適応後の料金
※auPAYカード割除外
980円1,256円(自宅セット割)
or
1,806円(家族割)

割引適応なしの基本料金で728円の大幅に値上げです。そして自宅セット割適応後でも276円の値上げです。

家族割を適応させれば1,806円となり、割引適応前の旧こしプランSと比較しても178円値上げとなっています。

割引適応後の料金ですが、auPAYカード割引は非現実的すぎますので除外しています。そもそもauPAYカードでauPAYをチャージしてもチャージポイントは対象外です。携帯料金を割引する為だけのクレジットカードになってしまったので、割引の為にだけにクレジットカードを増やしても管理が大変です。

割引を駆使しても自宅セット割を適応した旧くりこしプランSがお得となります。

トクトクプラン

罠プランです。

見せかけの割引価格で客を釣ろうとするキャリアの悪い所がでています。

月の通信量が1GB未満なら【基本料2,277円】ですが、1GBを超えると料金が【基本料3,465円】と大幅に高くなります。

このプランは【節約モード】が適応対象外です。きっと1GB未満になるよう調整されたら困るのでしょうね。

罠ポイントは全月のくりこしデータを含めて1GB以上使った場合でも最大料金が請求されます。

このトクトクプランは旧くりこしプランMの節約モードを取り上げたプランとなっています。

ミニミニプランの通信量では足りなく、電話通話を一切しない方はこちらが選択肢となります。

くりこしプランSトクトク
プラン
(1GB未満)
くりこしプランMトクトク
プラン(1GB以上)
基本料金1,628円2,277円2,728円3,465円
自宅セット割
or
家族割
−648円(自宅セット割)−1,100円(自宅セット割)
or
−550円家族セット割
−648円(自宅セット割)−1,100円(自宅セット割)
or
−550円家族セット割
auPAYカード
お支払割
(−187円)(−187円)
割引適応後の料金
※auPAYカード割除外
980円1,177円(自宅セット割)
or
1,727円(家族割)
2,080円2,365円(自宅セット割)
or
2,915円(家族割)

旧くりこしプランMの基本料と比較して738円の値上げ、自宅セット割の比較は365円の値上げ、家族割なら187円の値上げです。

このプランは1GBを少し超える事を狙っているプランなので、このプランに契約してはいけません。これを契約するくらいならミニミニプランで我慢しましょう。1GBを超えるなら10分かけ放題がついてくるトクトクプランを契約したほうがいいですね。

それがKDDIの狙いでしょうけど・・・

そもそも旧くりこしプランSやくりこしプランMを維持した方がお得ですね。

コミコミプラン+

UQモバイル一押しのプランですね。改定前のコミコミプランは20GB+10分かけ放題のプランがセットになっていますが、令和6年11月12日より30GB+10分かけ放題のプランがセットと変更になりました。

もしコミコミプランを契約しているなら、コミコミプラン+へ変更しないと適応してくれないそうです。

ただコミコミプラン+が開始されたと同時にコミコミプランは終了となります。新しいコミコミプラン+には新しい速度制限の罠があるので迂闊に飛び込むのは注意です。

コミコミプラン+へ変更するともうコミコミプランへ戻れなくなります。

それとコミコミプランとコミコミプラン+のみ各種割引は適応外です。UQ側は1人これぐらいの料金で利用して欲しいのでしょうかね?

それとこのプランも【節約モード】が適応対象外です。しかし30GBまで容量があると節約モードなんて必要なさそうに見えますが、新しい速度制限が台無しにしました。

ただ30GBの通信量を使い切るのも大変そうですが・・・

コミコミプラン+はahamoへ対抗するプランです。ahamoが30GBを発表後、UQがその対抗策としてデータ通信量を増量しました。

しかしahamoの料金が2,970円、コミコミプランは3,278円なのでahamoより高いですね。ahamoは5分かけ放題、UQは料金が少し高めですが10分かけ放題です。

電話をよく使う方は分かるかと思いますが、5分かけ放題は以外と通話時間をオーバーします。

10分かけ放題があると殆どの用事は終わるので丁度いいですね。僕は10分かけ放題が好きです。

ahamoが5分かけ放題を10分かけ放題にすれば料金も安く完璧でしたが、ドコモが吸収したOCNモバイルONEがirumo(イルモ)へ変わり、10分かけ放題も5分かけ放題へと劣化しました。

それとahamoは通信量くりこしはできませんが、UQモバイルはできるので差別化されていますね。

OCNモバイルONEの大幅値上げと終焉

電話通話についてですが、旧くりこしプランM(2,728円)+10分かけ放題(880円)=3,608円です。

これならコミコミプランの方が安くなるので、くりこしプランMに10分かけ放題をつけていて自宅セット割を受けてない方向けです。ただし節約モードを失うのは痛いのですが、通信量が倍の30GBは素敵です。

しかし自宅セット割適応後の旧くりこしプランM(2,080円)に、10分かけ放題(880円)をつけた場合は2960円となります。なので節約モードをとるか、少し高くなるがコミコミプランの30GBとの選択になります。

くりこしプランMトクトク
プラン(1GB以上)
コミコミプラン+
基本
料金
2,728円3,465円3,278円
自宅
セット割
or
家族割
−648円(自宅セット割)−1,100円(自宅セット割)
or
−550円家族セット割
auPAY
カード
お支払割
(−187円)
割引適応
後の料金
※auPAYカード割除外
2,080円2,365円(自宅セット割)
or
2,915円(家族割)
10分
かけ放題
を追加
3,608円(自宅セット割無し)
or
2,960円(自宅セット割)
3,245円(自宅セット割)
or
3,795円(家族割)
3,278円

自宅セット割を受けておらず、10分かけ放題を契約しているならコミコミプラン+の方が安くなります。30GBもあれば節約モードがなくても大丈夫そうですね。

しかし新しい罠が・・・

速度制限が新設

容量が増えて良いこと尽くめのコミコミプラン+ですが、注意事項にこっそり速度制限の内容変更が小さく書かれていました。

コミコミプラン+データ超過〜
50GB
50GB〜
データ通信
超過後速度
1Mbps128kbps

コミコミプラン+の唯一の注意点は速度制限がある事です。今までの速度制限は1Mbpsでした。

これでも若干遅いのですが、1Mbpsもあれば大体何とかなります。

しかし50GB以降からは128kbpsへ制限されます。これはミニミニプランの節約モードの300kbpsよりも遅く、使い物にならない速度制限です。

なのでこの速度制限を嫌うなら、今のコミコミプランから変更しないのが良いでしょう。

何で今のコミコミプランの通信量をそのまま増量しなかったのかが分かりました。

この速度制限はLINEMOでも使われています。

上昇するイメージ LINEMOの新プランは段階性プラン導入で値上げになる

通話オプション

通話オプションは前回の値上げ料金がそのまま適応されます。

通話オプション

●通話放題

(完全かけ放題)【1,980円】

※コミコミプランは【1,100円】となります

●通話定額ライト

(10分かけ放題)【880円】

●通話パック

(60分/月)【550円】

コミコミプランは10分かけ放題がセットとなっています。なので完全かけ放題を希望するなら1,100円の追加料金が掛かります。

あとがき

新料金プランと旧プランを比較すると値上げとなりますが、くりこしプランM以上使っているなら場合によっての値上げです。

プラン改定の目的は、小容量で使っている利用客の単価を上げようとしているのがよく分かります。

なので旧くりこしプランSを利用している方は絶対に新プランへ変更をしてはいけません。殆どの方は料金が高くなってしまいます。

ただくりこしプランMの通信量を毎月使い切っているなら大容量通信のコミコミプラン+も検討できます。その場合、節約モードが取り上げられてしまいますが、節約モードか通信量30GBのどちらかを選択してすると良いでしょう。

それと通信量が50GB以上使っている場合、新しい速度制限までついてくるので注意です。

おすすめは旧くりこしプランSと旧くりこしMを毎月交互にプラン変更すれば、通信くりこしで平均通信量9.5GBは使えます。外で動画を見なければ充分な通信量ですね。

それとauでんきに加入すれば料金が安くなるのですが、auでんきもポイントサービス改悪してしまいお得ではなくなりました。電気料金を安くするなら大手電力会社の自由プランを上手く活用した方がいいです。

それと旧くりこしプラン+5Gの自宅セット割はまだ申し込めます。まだ自宅セット割の終了案内はありませんが早めに申し込んだ方がいいかもしれません。

しかしUQモバイルの自宅セット割ですが、インターネットコースは割高な指定プロバイダ料金+光電話(いらない)を契約しないと自宅セット割が使えません。

WiMAXを契約すれば割引を受けられますが、固定回線は光インターネットの方がいいです。

auでんきも自宅セット割対象ですが、従量電灯プランと同じ電気料金となります。

auでんきへ申し込むだけで色々な特典があるよ auでんきのポイントサービス改悪

改悪で貰えるポイントが激減してしまったauでんきですが、UQモバイルの新プランを契約しているなら割引額が大きいので契約を検討する価値はあります。

UQ mobile自宅セット割(でんきコース)のメリットとデメリット

それと自宅セット割にはインターネットコースもあります。ただ、契約条件のプロバイダの月額料金が高い問題と、必要ない光でんわを契約しないといけません。

UQmobileの自宅セット割インターネットコースがお得か考える

UQのよい所は中古のiPhoneが安く買えるのがメリットですね。

おトクなイメージを伝える男性 UQモバイル新規契約で整備品のiPhoneSE3が安い

僕は色々なMVNOのサービスを受けてみたいのですが、今回のUQモバイル改悪のせいでUQモバイルから出る事ができなくなりました。くりこしプランに二度と契約できなくなるからです。

もし旧プランを契約されているなら、新プラン変更はよく考えて行いましょう。

料金の安さを求めるならドコモ系サービスを使えるirumoもおすすめです。僕も契約してますよ。

irumo(イルモ)の感想や注意点